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あなたがすきでたまらない
第15章 啓介さんの誕生日パーティー
「あっ!!啓介さんはお酒が好きですよ!!」

「「「お酒かぁ・・・」」」

三人は声を合わせる

「けど、未成年には売ってくれないしね」

多田君

「それに、どうせなら残る方が良くない?」

伊織ちゃん

「お酒かぁ・・・タバコだったらあてもあんのになぁ?」

「直哉、どういう意味?」

「え?だって喫煙者ならライターってか、ジッポ?って奴、プレゼントすればいいんじゃね?」

「啓介さん。タバコ吸いますよ」

「谷川さんは先輩がライターかジッポだとかわかる?」

「私の前では吸わないので・・・」

高橋君の言葉に首を振った
それにジッポの意味がわからない

「俺が信先輩に訊いてみようか?それとなく・・・」

「お!!頼むわ!!くれぐれもばれないようにな!!」

「・・・っつっても何てライン送ればいいんだ?」

「昨日の学園祭の落とし物の中にジッポがあったんですけど、心当たりありますか?でいいんじゃない?」

「「・・・頭いいな・・・」」

高橋君と多田君は感心する

「よし!!送った。後は返信を待とう」

多田君は一仕事終えた顔

「でもさ?買うとしてもだよ?どんなのがいいかな?」

「調べてみようか?」

三人はスマホとにらめっこ
私は伊織ちゃんのスマホを一緒に見せて貰った

「「「「た、高い」」」」

四人の声が重なる

「あっ!!でも、安いのもあるよ」

「ほんとだ!!ブランドもんでもピンキリだよな」

「これなんかいいんじゃね?シンプルだし」

三人はワイワイと盛り上がってる
私はやっぱりよくわからないので皆の意見に耳を傾けていた


「お!!信先輩から返事が来た!!」

「「「何て???」」」

「えっと・・・「俺達の落とし物ではないよ」だって」

「・・・それじゃ、ライターかジッポかわかんないじゃん」

伊織ちゃん

「それなら、ライターの落とし物もあったんですけど、師範の物か、信先輩の物ではないですか?って訊いてみれば?」

高橋君の言葉に多田君は頷く

「お!!返信がきた!!」

「「「何て???」」」

「「昨日、俺達が終わった後、喫茶店に行った時はあったから俺達のじゃないよ」だって!!」

「じゃあ、ライターなんだね!!」

「よし!!じゃあ俺達のプレゼントは決まりだな!!」

「師範。喜んでくれたらいいな!!」

三人は嬉しそうに笑った


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