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あなたがすきでたまらない
第15章 啓介さんの誕生日パーティー
リビングには私とユキさんしか居ないのにユキさんの耳元で内緒話をした

「まぁ!!それは良いアイデアね!!このはちゃんらしいわ!!」

「そ、そうでしょうか?」

「きっと、啓介も喜ぶわよ~!!」

やった!!
ユキさんのお墨付きだ!!

「そ、それで・・・ユキさんと穂高さんにご協力頂けたら・・・」

「なるほど・・・良いわよ!!穂高さんも張り切っちゃうわね~!!」

ユキさんが居ると心強い
そうだ!!
後で伊織ちゃんにも連絡しなくちゃ!!


「あらあら?楽しそうね~。いらっしゃい。このはちゃん」

「おじゃましてます」

お母様にお辞儀をして挨拶をした

「何の話をしてたの?」

「えっとですね・・・」

「ママにも協力して貰えば?」

「ええ!!お願い出来ますか?」

「なになに?楽しそうね!!私も混ぜて!!」

チャーミングなお母様の耳元にも内緒話

「いいわね!!すごく素敵!!」

「ありがとうございます!!」

「お母様は手先も器用だし・・・結婚式の飾りも素敵で・・・大事にしてます。なので、教えて頂けると嬉しいのですが・・・」

「もちろんよ~!!張り切っちゃいましょ!!」

「ママが張り切ってどうするのよ~?」

ユキさんがクスクス笑って・・・
そんな会話がすごく楽しくて・・・

「で、どんな感じにするの?」

ユキさんだって張り切ってくれてる
私はカバンから紙とペンを取り出して思いついた案を書いて説明をした

「出来ればあまりお金はかけずに・・・でも、凝ったものが作りたくて・・・」

「「うんうん」」

「一つ一つにメッセージを書いて・・・コメントって感じで・・・」

「「うんうん」」

「後は何枚位になるかにもよるかな?って・・・」

「そうねぇ・・・」

「それで、穂高さんにお願いしたいのですが・・・」

「確か、家のパソコンで保存してあるわよ!!見に来るといいわ!!」

「やった!!ありがとうございます!!」

「啓介には口実を作って・・・穂高さんの都合の良い日でもいいかしら?」

「はい!!もちろんです!!」

上手くいきそう!!
啓介さん喜んでくれるかな?
びっくりするかな?

喜んでくれたらいいな
びっくりしてくれたらいいな

私達の思い出の写真をアルバムにして・・・
素敵な飾りをつけて・・・
啓介さんのプレゼントにしよう!!



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