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あなたがすきでたまらない
第15章 啓介さんの誕生日パーティー
「こんばんは。お邪魔します」

「穂高さん!!早かったのね!!おかえりなさい!!」

女子トークはあっという間に時間が過ぎて気がつけば時間は18時になっていた

「もっと、遅くなるかと思ってたんだけどね。夕飯には間に合ったかな?」

「ええ!!啓介とパパももうすぐだって言ってたわよ」

ユキさんが嬉しそうに穂高さんとリビングに入ってきた

「こんばんは」

私は丁寧にお辞儀

「こんばんは。なんだか賑やかだね」

「そうなの~。穂高さんがの方が先に帰って来てくれて良かったわ。あのね?お願いがあるの」

「お願い?いいよ。その前にかわいい息子に挨拶をしないと」

穂高さんは誉クンを愛しそうに抱っこした
穂高さんはユキさんのお願いの内容も訊かずに「いいよ」って言うんだ
素敵だな。なんて・・・

ユキさんは誉クンを抱っこしてる穂高さんに「お願い」の内容を話してくれた

「なるほど。いいアイデアだね。もちろん僕も協力するよ」

「ありがとうございます!!」

「結婚式の写真と、この間の浴衣の写真と・・・今日も何枚か写真を撮ろうか?」

「いいんですか?」

「多い方が選べていいんじゃない?」

「あの・・・それでしたら・・・啓介さんが持ってる写真の中からも選びたいんですけど・・・」

「そうだね。それがいいね。」

「でも・・・何て言ったらいいのか・・・サプライズにしたいですし・・・」

「・・・写真はプリントしてあるの?」

「プリントしてるのもあるんですけど、啓介さんのスマホに入ってる写真もあってですね・・・」

「そうか・・・わかった。それは僕に任せて。この家にもプリンターはあるしね」

穂高さん。心強いです

「このはちゃん。良かったわね!!それにしても啓介達まだかしら?」


「ただいま~」

啓介さんの声が聞こえてきた!!
私は嬉しくて玄関まで小走りでお迎えに行く

「おかえりなさい!!啓介さん!!おじゃましてます。お父様」

「ああ。いらっしゃい」

「待ってたのよ~。さぁ!!皆で頂きましょう!!」

お母様も嬉しそうにお父様を出迎える


「「「「「「かんぱ~い」」」」」」

リビングが忽ち華やかになる
美味しいすき焼きを囲んで団らんの一時
幸せな時間
女性陣はジュース
男性陣はビールで乾杯をした

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