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あなたがすきでたまらない
第15章 啓介さんの誕生日パーティー
高橋君side


「よぉ・・・ま、待ったか?」

「う、ううん。い、今来たとこ」

何でこんな会話してんだか・・・
もちろん。伊織が言うからだ

家が隣同士の俺達なのに待ち合わせとかって・・・なぁ?

昨日、谷川さんと多田と別れた後、二人きりになった俺達

「伊織さ・・・こないだ言った事・・・覚えてるか?」

「こないだ?」

「だ、だから・・・その・・・デートしようって・・・」

「あ・・・うん!!それね!!も、もちろん覚えてるよ!!」

「が、学園祭も終わった事だしさ?明日も・・・ほら休みじゃん?」

「う、うん」

「でさ?明日・・・どっか行かね?」

「で、デート?」

「うん・・・そのつもりで誘ってんだけど・・・」

「じゃ、じゃあさ?待ち合わせしない?」

「待ち合わせ?なんでわざわざ・・・」

「その方がデートっぽいし?ね?いいでしょ?」

伊織がそう言うなら・・・
俺が嫌だ。なんて言えるはずない

「せ、せっかくのデートなんだからね!!直哉が考えておいてよ?」

「俺?俺は伊織の行きたいとこに・・・って・・・」

「じゃ、じゃあね!!待ち合わせ場所はラインしてよね!!」

伊織は急いで家の中に入っていった
参った・・・
どこに行くかとか二人で決めようと思ってたのに・・・
でも、伊織にがっかりされたくはない
男の見せどころだ!!
俺は気合を入れてスマホ様でデートスポットを調べた


「で?どこに連れて行ってくれるの?」

「ひみつ」

「え~。教えてよ~」

「来ればわかるって!!」

待ち合わせで良かったのかもしれない
待ってる間に伊織がナンパされるかもとか思って・・・
伊織より前に待ち合わせ場所にいた事は内緒だけどな

いつも伊織を見てたけど、服も俺が見た事ない新しい服だったし、待ってる間、伊織は何度も手鏡を見たりしてたのも見れたしな
そんな伊織を見るのは新鮮だった
俺とのデート伊織も楽しみにしてくれてんのかな?ってさ
嬉しくなって燥いでしまう
確かに幼馴染じゃなく、恋人同士って感じがする

「ここ?」

「・・・ダメだった?」

目的地に着いた俺は伊織の反応が怖くて顔色を窺った

「ダメじゃないよ!!懐かしいね!!」

「だろ?」

ここなら入場料も安いし、デートにはぴったりだ
ただ、地元の俺達は何度も遠足で来た事のある場所だったけど・・・

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