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あなたがすきでたまらない
第15章 啓介さんの誕生日パーティー
「ほんとだ!!美味しいね!!私もやればできるね!!」

「また、作ってよ」

「いいよ!!」

伊織は上機嫌
俺もそんな伊織を見て気分上々
最高のデートだ!!

「さて・・・腹もいっぱいになったし・・・また見に行く?」

「そうだね!!でも、お土産も売ってるよ!!」

伊織は燥いで売店へと俺を引っ張った

「見て~。これ可愛いね~」

「うん」

正直何が可愛いのかわかんないけど・・・
伊織が可愛いって言うんなら可愛いんだよな

「直哉!!これ、お揃いにしようか?」

「どれ?」

伊織が持ったのはペンギンのシャーペンだった
正直・・・ペンギン・・・って思ったけど・・・
まぁ!!いいよな!!
彼女につき合うのも彼氏っぽいよな
お互いに同じものを買うんだけど、俺の分は伊織が。
伊織の分は俺が支払って交換する事にした

「あっ!!これ!!このはのお土産にしよう!!」

伊織が選んだのはこんな所で良く見かける名前の入ったハンカチ
ご当地キャラのやつ

「このはもあるし、伊織もある!!このはとお揃いにしようっと!!」

俺だけとお揃いじゃなかったのか・・・
ほんのちょっとだけがっかりするけど・・・
伊織が友達の為とか久々だしな
お土産買うのも嬉しいんだろうな
節約って言ってたのは誰だったっけ?とは、言わないでおく

「伊織。見て見ろよ。大道芸やってるぞ」

「ほんとだ!!行こう行こう!!」

小さい子供に紛れて大道芸に夢中になる
俺は大道芸よりも隣にいる伊織をチラチラと見てたんだけど・・・

「楽しかったね!!」

「そうだな!!」

「直哉、今何時?」

「え?もうすぐ15時だけど・・・」

まさか、もう帰るとか?

「なら、急がなくちゃ!!」

伊織は俺の袖を引っ張って走り出した

「ま、間に合ったね!!」

息を切らして着いたのは白雪姫の時計台
待ち構えてた人達が沢山いる
そっか・・・
15時は特別に鳩時計が長い間出て来て周りにいる小人達や白雪姫も踊り出すんだ
遠足の時は帰る時間だから見れなかったんだ

「私ね?これも彼氏が出来たら見たかったんだよね」

伊織の彼氏になって一緒に見れたのが俺で良かった

あの頃の俺に言ってやりたいよ

(諦めないで良かったな)

って・・・

長い長い俺の初恋の片思いはようやく実った
ずっとずっと伊織の彼氏で居れたらいいな


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