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あなたがすきでたまらない
第15章 啓介さんの誕生日パーティー
「あ~あ。終わっちゃったね」

白雪姫と小人達の踊りが終わり少し寂しい気持ちになる

「伊織!!写メ撮ろっか?」

「うん!!」

そんな伊織を励ます様に・・・
記念日になる様に・・・
俺と伊織は白雪姫をバックにラブラブな写メを撮る
幼馴染の時も沢山、二人で撮ったけど・・・
恋人同士での写メは特別だよな!!

「伊織!!プリクラも撮ろうぜ!!」

「いいね!!」

もちろん、ここにしかない限定のプリクラ
プリクラも沢山撮ってきたけど、今までとは違うよな?
落書きなんかも・・・

(ラブラブ)

とか書いちゃったりして・・・
バカップル最高だ!!

如何にもな感じの園内にあるレトロなゲームセンター

「子供の頃は遊びたくても遊べなかったよね~」

「だな!!今日は遊びつくそうぜ!!」

あの頃と今を共有出来るのは俺達が幼馴染だからこそだな
俺達は童心に返った様に燥ぎまくった

けど・・・楽しい時間もあっという間で・・・
園内に閉園のアナウンスが流れる

「もう、閉まっちゃうの?」

「そうみたいだな」

「残念・・・もっと居たかったね」

しょんぼりする伊織
そんなに楽しんでくれたのなら嬉しいけど・・・
俺だって、もっと今日が長くあって欲しかった

「とにかくここは出ようか?」

「うん・・・」

園内から出ても芝生の広場が広がっていてデートするカップルや子連れの人達が賑わいを見せてる

「ここもまだ動物園っぽくね?」

「たしかに」

伊織はクスクス笑う

「腹減った?」

「そうだね」

「じゃあ、何か食って帰る?」

「・・・そうだね」

どことなく寂しそうな伊織

「せっかくだからさ?晩飯もここで食うか?」

俺は近くの安いチェーン店でお持ち帰りを提案する
いつもとは違う雰囲気で晩飯もいいだろう
芝生の近くの椅子に座った

「美味しいね!!」

「美味いな!!」

伊織とならどこでだって何だって美味いけどな
丼ぶりを少しづつ食べる伊織
俺は早々に食べ終えお茶を飲んだ


「あのさ?」

「うん?」

「今日さ?」

「うん?」

「た、楽しかったね!!」

「俺も楽しかった」

「ま、また来たいね!!」

「また来ような」

「あ、あのね?・・・」

モジモジする伊織
ご飯が進んでない

「何?お腹いっぱい?」

「え?う、うん!!直哉食べて!!」

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