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あなたがすきでたまらない
第15章 啓介さんの誕生日パーティー
「次は多田だな?」

恥ずかしそうに高橋君は優に振った

「俺は師範にはお世話になりっぱなしで・・・こうして師範の誕生日を祝えるなんて・・・嬉しすぎて・・・夢のようで・・・か、感動してます!!」

「優、ありがとうな」

優の誉め言葉に恥ずかしくなる

「じゃあ、せーのでいい?」

紺野さんの合図に三人は・・・

「「「おめでとうございます!!!」」」

仲良く声が揃って・・・
紺野さんは後ろで隠していた小さな箱を俺に見せた

「・・・これ?俺に?」

「「「はい!!!」」」

「開けていい?」

紺野さんから手渡された箱の中身はジッポ

・・・やべぇ・・・
めちゃくちゃ嬉しい

「先輩が喜ぶかな?って皆で考えたんですよ!!」

「・・・ありがとう。大事にするよ」

高かっただろうに・・・
お小遣いを出し合ったのかな?
悩んでくれたんだろうな・・・
三人が俺の為に一生懸命に考えてくれた気持ちが嬉しかった

「へへ~。良かったです!!」

紺野さんはテヘへと笑う

「良かったな。喜んでもらえて」

高橋君は紺野さんの頭を撫でる

「師範!!体には気をつけて下さいね!!吸い過ぎも良くないですから!!」

優はニコニコと俺の体まで気遣う

「啓介~。良かったわね!!」

ユキ

「先輩!!ポケットティッシュありますけど?」

信はスマホ片手に俺をからかう
ポケットティッシュは信専用の俺のアイテムだろうが

「先輩!!こっち見て下さい!!先輩からも一言!!」

「マジか・・・えっと・・・」

参ったな・・・
何て言えばいいかな?
俺は改まりコホンと咳払い

「あの・・・今日は俺の為にありが・・・」

「あっ・・・やべ。スマホの充電切れた」

「「おい!!」」

俺とユキが同時にツッコんだ
それを見た皆が大爆笑

「ったく、お前、言いかけた俺が恥ずかしいじゃねぇか」

「すんませ~ん。でも、大事な所は撮れたんで良しですね!!」

「なにが動画でどうがだよ?アホか!!」

「あっ。先輩も気に入ってるんですね?」

「気に入るか!!」

「先輩ってお茶目ですね」

紺野さんお茶目って・・・今日誕生日のおっさんに向かってそれはどうかな?

「俺より信がお茶目なんじゃない?」

「え?俺がお茶目頂いていいんですか?」

「ああ。やるよ」

俺から総監督にささやかなプレゼントだ



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