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あなたがすきでたまらない
第15章 啓介さんの誕生日パーティー
信が帰った後、俺も強引に誘われマリオカートをする事になった

「先輩!!やりませんか!!」

「いや・・・俺は・・・」

高橋君・・・信が乗り移ったのか?
俺を何とか負かしたいって顔に書いてあるけど?

「師範!!せっかくですし!!」

優・・・俺の嫌そうな顔を察してくれないか?

「啓介~。皆の期待に応えないの?」

ユキ・・・黙ってろ

「啓介さん!!楽しいですよ?」

このはにそんな事言われたら・・・
しぶしぶ・・・本当にしぶしぶ・・・

「・・・一回だけな」

優クッパ
高橋ドンキーコング
俺ルイージ

俺は溜め息を吐きながらコントローラーを手にした




「「「お邪魔しました~!!!」」」

「「また来てね~!!」」

ユキとお袋が高校生達を見送る

「皆さん!!今日は本当にありがとうございました!!」

「ありがとう。楽しかった。気をつけて」

もちろん。俺とこのはも


「お夕飯も食べて行ってくれたら良かったのにねぇ?」

「啓介とこのはちゃんはどうするの?」

お袋とユキが俺達に訊ねた

「私はまだお腹がいっぱいで・・・」

「じゃあ帰ろうか?」

俺達も高校生組に続いて実家を後にする


「あの!!お母様。ユキさん。今日は本当にありがとうございました」

「楽しかったわぁ。また来てね!!」

「このはちゃん!!また何でも相談してね!!」

帰り際、お袋とユキがこのはとの別れを惜しんだ
俺よりこのはを独り占め・・・二人占めしてたくせに

「「気をつけてね~!!」」

俺は二人への挨拶もそこそこにこのはの手を引いた



「・・・啓介さん?」

「ん?」

足早にこのはの手を引く俺にこのはが投げかけた不思議そうな声

「どうしたんですか?急いでます?」

「まぁね。早くこのはと二人になりたいし?」

「!!!」

ポポポなこのはを見ると安心する

「少し、散歩しようか?」

「はい!!」

実家から家までの距離は散歩程度の距離
夕飯にはまだ早い夕暮れ時
このはと二人手を繋いで歩いた

「・・・啓介さん?どこに行くんですか?」

「良い所」

「・・・良い所?」

時計を見ながら空を見ながら俺の足は速度を落としゆっくりと歩いた
返事のしない俺にこのはは気まずくなって話をし出した

「きょ、今日はビックリしましたか?」

「うん。ビックリした」

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