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あなたがすきでたまらない
第16章 6月5日
入場ゲートは沢山の・・・人!!人!!人!!
平日だってのに・・・
この人の多さは何だ?
こりゃお巡りさんも高校生が学校サボってるだとか気にする暇もねぇよな
ゲート前は観光客がスマホ片手に自撮りの嵐

やっとの思いでゲートをくぐって中に入った俺達

「啓介さん。人が凄いですね」

「だな。はい」

俺はこのはに手を差し出した

「え?」

「だから、はぐれない様に・・・手。繋がないと・・・だろ?」

「はい!!」

このはは俺の手をギュッと握りしめた
もちろん、俺はすかさず恋人繋ぎをしてこのはの手を握り返した

「どれからいきますか?」

すっかり乗り気のこのは

「・・・そうだな。まずはこのはの好きなハリーポッターにするか!!」

このはが持つパンフレットを見ずにスイスイ進む俺

「・・・啓介さん・・・詳しいんですね」

「まぁな」

「・・・もしかして・・・初めてではないとか・・・」

「まぁな」

「・・・彼女?・・・」

ヤキモチを妬く可愛いこのは

「警備で良く見回りに来てたんだ。俺が新人の頃かな?だから詳しいよ」

「そっかぁ・・・良かった」

安心して俺に微笑むこのはの可愛い事
ヤキモチは妬かせたかったけど、実際俺が仕事以外でここに来たのはこのはとが初めてだから仕方がない

「だからデートはこのはとが初めてなんだ。楽しもう?」

「はい!!」

さっきまでのこのははどこに行ったんだか・・・
でも、それでいい
最近、全然デートなんて出来なかったし
今日は思いきり楽しむ事にしよう!!

「んじゃ、まずはハリーポッター?」

「はい!!」

映画は見た事なかった俺でも楽しめそうだった

「わぁ!!凄いセット!!」

「本当だな。俺が来てた頃には無かったしな」

「このはは見た事あるの?」

「はい!!金曜ロードショーで!!」

入口から雰囲気があってまるで森に迷い込んだかのよう
リアルなセットに俺もこのはもテンションがあがった

「わぁ!!雪が積もってるんですね!!」

このはは少し触ってみる

「ふふっ・・・冷たくないですね!!」

やべ・・・
可愛すぎて写真撮れば良かった

「見て見て!!啓介さん!!魔法使いのお店がありますよ!!」
「湖も!!ホグワーツ城まで!!」

店先も凝ってありじっと見ていると「きーきー」と鳴きだしながら動く変な植物に驚いた

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