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あなたがすきでたまらない
第16章 6月5日
「好きにしていいから・・・」

と、お金を渡すもこのはは受け取らない

結婚して何か月が過ぎた今もだ


そのこのはが・・・
色んなやりくりをして・・・
俺に渡してくれたプレゼントが・・・
アルバムの細かな細工が・・・

どれだけ嬉しいか・・・
どれだけ感動してるか・・・
わかってるか?

バレない様に誤魔化して内緒にしてた顔
嘘を吐く事が慣れてない困った顔
嘘がバレてないと思ってる顔
上手く誤魔化せたと思ってる顔


全てが俺の為だったのかと・・・
俺にくれたアルバムと・・・
俺にくれた手紙が物語ってる

感動で泣きそうになって手紙を読む俺の手からこぼれそうになった紙切れを条件反射で床につく前に拾った


(お手伝い券)

と書かれたこのはの字

(肩たたき券)
(お買い物券)
(マッサージ券)
(何でもします券)

次々と紙が連なっている

「・・・これ?・・・」

「・・・け、啓介さんが・・・い、いっつもお仕事・・・頑張ってくれてるから・・・」

ポポポなこのはは恥ずかしそうに俯く

「・・・使っていいの?」

「・・・こ、子供みたいでしたかね?」

更にポポポなこのはは指をモジモジと交差した

「・・・貴重な券だな」

ボソリと呟いた

「え?」

「有効期限は・・・書いてないけど?」

俺はわざとらしくそれ以外には書かれていない紙をペラペラと後ろと前を確認した

「・・・え?」

「無期限って、事?」

「・・・え?」

このははポポポな顔で不思議そうに顔を上げた

「一枚づつじゃ・・・勿体ないな」

また、このはに聞こえるか聞こえないかの声でボソリと呟いた

「あっ・・・すいません・・・」

どうやら聞こえていたこのははまたポポポになって俯いた

「このはが謝る事なんて何もなくて・・・俺はこの券をプレゼントされて嬉しいしかないって事・・・だろ?」

「・・・啓介さんに・・・喜んで頂ければ・・・嬉しいです」

不思議そうに・・・
俺の内心の下衆な心を理解しきれてないこのはは俺を見つめた
このはが作った無垢で純粋な・・・
俺にとって最高のありがたい券・・・

効力は絶大になりそうだ
最も俺がどう使うかになりそうだけど?

卑猥な・・・
ピンクの考えが・・・
俺の頭を過ぎってるなんて・・・
このはは考えもしないかな?

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