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あなたがすきでたまらない
第16章 6月5日
自分の欲が薄いビニールの中で吐き出されるのを確認してそっとこのはの中から抜いた

「「はぁ・・・はぁ・・・」」

お互いの息が上がりそっと横に居るこのはを胸元へ抱き寄せた

「・・・意地悪です」

開口一番このはの俺への不満?
ジッと上目使いで俺を睨んだ

堪らなく可愛い
堪らなく愛おしい

睨むこのはに躊躇せず抱き込んだ髪の匂いを嗅いでからそっと呟いた

「・・・嫌だった?」

一応の確認

「・・・お風呂も入ってなかったのに・・・」

「・・・今からどうかな?」

二回戦はお風呂でしようか?
俺はまだ足りないし?

「・・・お、お願いって・・・もっと・・・違う意味かと・・・」

「・・・どんななら良かった?」

俺の腕の中に居るこのはは拗ねてみせる
もう、後の祭りだけどな
このはを味わい尽くした俺は心と性欲に余裕がある
だが、可愛いこのはの抗議・・・聞いてやらなくもないよ

「・・・」

無言のこのははポポポで顔を逸らす

「・・・嫌だった?」

もう一度、訊ね・・・
クスリと笑った

「・・・」

無言のこのはは今度は俺を睨んだ
上目使いの可愛い顔・・・
俺を煽っているのか?
可愛いとしか取れないんだけど?

「・・・お願い・・・って言うから・・・もっと・・・その・・・違う意味かと・・・」

このはの俺への言い返し
必死で頑張るこのはの言い訳・・・

「・・・気持ち良くなかった?」

質問を変えて訊ねた

「・・・!!!」

ポポポなこのは
意地悪な俺はこのはの耳に囁いた

「・・・券・・・使った方が良かったかな?」

「???」

「この券・・・俺にとっての「ありがたい券」・・・」

使うのは勿体なく・・・
先ずはこのはが俺に誓った「お願い何でも聞く」権利を有効にさせてしまった
だから、この「ありがたい券」は今度使うって心に決めた
なんせ、このはが俺にくれた大切なプレゼントだしな

「このは?知ってる?」

「???」

「約束は守らないといけませんって事・・・」

「・・・でもっ!!」

抗議の声を上げるこのはの耳元ですかさず囁く

「・・・約束守って・・・良い子だった」

このはの頭をポンポンとして・・・
まだ気に入らないこのはの唇を舌を絡ませ防いだ

「・・・んんっ!!」

・・・そんなに俺の口づけで・・・
甘い声を出すのなら・・・
もう一度・・・
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