この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたがすきでたまらない
第16章 6月5日
焦る私の後ろに居る啓介さんに顎をクイッと持たれ・・・
啓介さんの顔が真正面に見えた

「学校には連絡したから、焦らないでいいよ」

「れ、れんら??・・・っんんっ・・・!!」

どういう意味か尋ねようとした私に啓介さんの甘い舌が慈しむ様に入ってくる

流されそうになる・・・
昨日の甘い快楽を・・・
思い出して・・・
私は抵抗出来ずに啓介さんが与えてくれる舌をなぞるしかなかった

くちゅっ・・・くちゅっ・・・

お互いの舌を絡め合わせる
甘美な音が・・・
甘い蜜味が・・・
私を何も考えられなくさせた

「んんっ・・・」

抵抗しようとする私の唇を有無を言わさない
啓介さんのキスに・・・
されるがまま・・・
熱い啓介さんの舌が私の舌と絡まり合う

(もっと・・・)

我を忘れ媚びたくなる

時間なんてどうでもいい
日にちなんてどうでもいい
学校?
何それ?

このまま啓介さんとの甘い時間に溺れたいだけ・・・

啓介さんの頭に手をまわして・・・
髪を撫でて・・・

(もっと・・・もっと・・・)

と、キスを強請った私は・・・
はしたない・・・

でも、それでも良い

大好きな人を拒むなんて・・・
それこそ私には出来なかった

大好きな啓介さん
愛しい啓介さん

(もっと・・・もっと・・・もっと・・・)

欲しいんです
堪らなく欲しいんです

キスだけじゃ足りない位・・・
あなたがすきでたまらないんです

「「はぁ・・・はぁ・・・」」

二人を繋いでいた甘い糸がプツリと切れ・・・
名残惜しそうに啓介さんを見上げた


「・・・このは。可愛いな」

「か、かわっ??」

照れる私の頬をスリスリと撫でる

「学校はお休み。で・・・いい?」

「で、でも!!・・・」

パ二くった私を落ち着かせる様にキスをした啓介さんに私は抗議する
(それとこれとは別ですよ)
と言おうとして・・・
また私を誘うキスでその言葉を遮られた

「・・・んんっ・・・!!」

啓介さんのキスに流されるのは仕方ない
だって・・・
甘くて、甘くて・・・
何もかもがどうでも良くなってしまうから・・・

「わかった?」

口づけの合間に啓介さんが私に訊ねる
まるで子供に言い聞かせるかの様な口ぶりで・・・

「・・・」

素直じゃない私は無言で抵抗するしかなかった



/816ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ