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あなたがすきでたまらない
第16章 6月5日
私しか理解出来ないだろう・・・

私の心からのプレゼントを後悔するなんて・・・
多田君・・・
あなたが啓介さんの為に思って言った事は、私にとっては・・・
少々、酷な結果になりました

私にとっては・・・
ですけど・・・

いいえ?
皆さんが出して下さったアイデアを私が嬉々として啓介さんにしたかっただけですよ?
なので・・・
皆さんには感謝しかないんですけれども・・・

そんな考えも脳裏に掠める程の理性は・・・
数分後には考えられなくなった・・・

のが、正直で現実な今の私の気持ち

「・・・やぁ!!」

浴室と言う狭い中で私の声が恥ずかしい程響いた

「・・・あ、洗うって啓介さんの・・・!!」

「うん。ありがと。洗ってもらって気持ちが良かった」

こんな明るい場所で啓介さんに自分の裸を見られるのも恥ずかしいのに・・・
啓介さんがその度に
(お手伝い券)
って耳元で囁くから・・・

恥ずかしさを我慢して・・・
啓介さんの体を洗っていたのに・・・
自分が洗ってもらうのは違うと・・・お、思う・・・

た、タオルは使わないで・・・
とか・・・
もっと丁寧に・・・
とか・・・
啓介さんのお手伝いをし、したのに・・・

「・・・ああっっ!!!」

い、いつの間にか形勢逆転で・・・
私が啓介さんに体を洗われて・・・
い、いるのは・・・!!!
お、おかしい・・・
と、おもっ・・・

必死で啓介さんに抗議をしようとしても言葉にならない

「・・・んんっ!!」

そんな喘ぎ声しか出せない自分が・・・
無力で・・・

「・・・このは。このは!!」

熱を帯びた目で私を見つめる瞳が愛おしいから・・・
啓介さんが喜んでくれるから・・・
だから・・・
だから・・・

「ああぁっん!!」

はしたない声をあげて頭の中の閃光にクラクラと眩暈をした

啓介さんの卑猥な指が・・・
私の中を知り尽くしたかの様に・・・
私の中をクネクネと搔き乱して・・・
私を絶頂へと追いやった

「・・・はぁ、はぁ・・・」

息をするのがままならない
もう何度目?
昨日からの啓介さんの執拗な愛の形は・・・
それに嬉しく応える私は・・・
結局、啓介さんがそうしてくれている事を望んでるはしたない女・・・
なんだろうな・・・

満足気に私を見つめる啓介さんの顔を見ながら・・・
そう思った・・・


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