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あなたがすきでたまらない
第16章 6月5日
啓介side

「「はぁ・・・はぁ・・・」」

何度目かの絶頂の後の甘い余韻に酔いしれる

「・・・啓介さん」

「ん?」

甘い息を漏らしながら俺の下に居るこのはが俺の顔を見上げた

「あの・・・」

「ん?」

言いにくそうなこのはの唇に優しい口づけを落として訊ねる

「・・・お、お腹が・・・空いてしまって・・・」

ポポポなこのはの顔は申し訳ないと言った様に俯いた

それもそうか・・・
昼飯も食ってなかったし・・・
朝飯だって・・・

いくらこのは不足だったからと言っても・・・
ヤリ過ぎた

「・・・だよな。ごめん」

心の底から申し訳ない気持ちでこのはに謝罪した

「い、いいえ!!わ、私こそ・・・」

「俺も・・・お腹が空いた。このはを食べてたから気がつかなかったわ」

いつもの調子で軽口を言って甘い雰囲気に一旦、終止符

「!!!」

ポポポなこのはを横目に時計を見ると18時・・・
思春期の男女の性行為も真っ青な程・・・
俺はこのはを抱いていたのかと思うと・・・
さすがに自己嫌悪に陥った

ベッドから降りてその辺に脱ぎ捨てたシャツを羽織る

どこかに食べに行くかとも考えたが・・・
あんだけこのはを抱いたんだ
このはの体はキツイだろうと考える

「待ってて。俺が作るから」

「え?啓介さんが?」

「大したもんじゃないけど・・・このはは休んでていいよ」

(私が作りますから)
と、このははベッドから起きようとしたが有無を言わさなかった
寝てていい。
と、額にキスをするとポポポになりながらこのはは布団の中へと潜っていった


(・・・さて、何かあるかな?)

シャツとパンツを履いた俺は冷蔵庫の中を確認する

ハムと卵・・・
は常に冷蔵庫に入ってる
のを、俺は知っている
どうも、この食材はこのはにとって万能らしい

常に最低限のモノしか入っていない冷蔵庫だったが、俺が一人で居た時よりはずいぶんとマシな様に感じる
のは、気のせいかな?
あんまり、一人で居た時より変わらない気がする・・・

それはこのはが節約家で無駄遣いをしない。
と、言う証拠だと思うのは・・・
俺がこのはに対する贔屓目かも知れない
実家の冷蔵庫の中身と比べても仕方ないしな

(・・・さて、どうしようか?)

もう一度、考える
一人暮らしの時より増えた調味料を目にして・・・
これだと思った

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