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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第16章 ロリちゃんが来ちゃった
この2日間で何度ユナとセックスをしたのか、数えられない。
小さな体。ぺったんこなおっぱい。可愛らしい乳首。ロリちゃんの体型にそう変わりはないが、それぞれに性格やヤり方は違う。これから会うロリちゃんも、みんなそうだろう。
「あっ、ああっ、お兄、ちゃんっ」
俺の腹に手を着いていたユナが、懸命に目を開けて手を伸ばしてくる。俺はその手を掴んだ。
ユナには解らないかもしれないが、俺は自分の部屋でセックスしていることにも興奮していた。
「イ、イっ、あんっ、はあんっ」
「ユナちゃん、可愛いよ……」
「ああっ、お兄、ちゃんっ、んんっ」
ユナの動きも速くなって、俺ももう限界。
「あっ、んんっ、ユナぁっ、イクぅっ! んんっ……」
腰を持って深くグラインドして、ほぼ一緒にイった。
「はあっ……。あっ……」
胸に落ちたユナの甘い溜息。
少しだけそれを楽しんでから、一緒にシャワーを浴びた。
ユナの着て来た服や靴などは、学生時代に使っていたリュックを探し出して入れる。
エプロン代わりにしていたTシャツが欲しいというので、それも一緒に。
後はお菓子やパン。カップラーメンも欲しそうだったから、詰め込めるだけ詰め込んだ。
ユナは、ウサギのぬいぐるみをしっかりと抱えている。
俺も一応、いつも王族と間違われる格好と斜め掛けの鞄。
これで準備はOK。
後はユナの住む城下街に着いてくれるように祈り、手を繋いで黒いシミに入った。
辺りは草原。ユナが扉に入ってしまった時間だろうか。陽は落ちている。
すぐ前にあるのは村で、王国とは全く違う。
でもユナの服装も、持ち物も変わっていない。ある意味成功だ。
取り敢えず中へ入ると、温泉の呼び込みらしき女性達がチラシを渡してくる。それを受け取りながら、村の大通りを探した。
そこに、丁度一台の馬車。
慌てて止め、聞いておいたユナの街の名前を告げた。
「お客さん、遠いですよ。ここからなら……300円は頂かないと」
「大切な姫なんだ。とにかく丁寧に送り届けて欲しい」
わざと偉そうにいいながら、俺はその男に500円を渡した。
「釣りはいらない」
俺がそう言うと、男は降りてきて馬車のドアを開けた。
「くれぐれも頼んだぞ」
「はい。かしこまりました」