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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第19章 ロリちゃん温泉
ロリちゃんの体で洗われるなんて、幸せだ。
股間は手で。それだけで、半勃ちになってしまった。
脚も洗うと、壁際にある小さな池のような所のお湯をかけて流してくれる。
「これも、温泉です。では、先にあちらへ」
ミクはオレの体を拭くと、腰にタオルを巻いてから横にあったもう一つのドアを開けた。
ドアの先は、昨日と同じような部屋。また隅に、拘束器具がある。この世界では、当たり前なのだろうか。
部屋を見回しているうち、すぐにミクが来た。泡で濡れた水着を、着替えたようだ。
「座ってください。どうぞ」
ソファーの上に、ミクが持っていたタオルを敷いてくれる。俺はその上に座った。
「よろしければ……。飲み物や食べ物なども、ありますが……?」
おずおずと、メニューを差し出してくる。
「ミクちゃん、もっとちゃんと勧めなきゃ。売り上げにならないよ?」
「は、はいっ」
「さっきみたいなのは初めてだけど、呑みには行った事あるから。一番高いボトルと、フルーツの大。ミクちゃんの飲み物と、食事もいくつか頼んで?」
ミクは呆気に取られた後メニューを見て、ベッドの内線電話から頼んだ。
これも先輩からの受け売り。キャバ嬢は、指名と注文で売り上げを伸ばす。そうすれば、ミクの給料も増えるだろう。
「研修が終わったばかりだって、聞いたけど?」
「はい。昨日まで、店員さんに色々教えてもらってました」
何故かミクは俯いてしまう。
「あの……。だから、えっと。上手くなかったら、ゴメンナサイ……」
彼女が、上目遣いで俺をみる。
「本物のお客さん、初めてなの?」
「はい……」
と言うことは処女。
何だか、俺もドキドキしてしまった。
「そう言えば、十歳がこんな所で働いていいの?」
「はい。十歳からは、どんな仕事をしてもいいんですけど。王国ではダメなんですか?」
「学校は?」
ミクが頷く。
「行ってますよ。昼間に」
そういう決まりの世界なら、気にする事は無い。
ノックをして数人の黒服が入ってくると、頼んだ物がテーブルに並ぶ。
その為にドアが並んでいたのかと、納得する。
すぐに退散し、ミクの作ってくれた水割りとジュースで乾杯した。
「えっと……。男の人と、した事、あるの?」