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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第20章 ご主人様専用
バイブを止めて抜く。両手はダラリとシーツに落ちたまま。ゆっくりとだが、ちゃんと呼吸はしている。
まだまだ。
俺は氷が解けた水割りを呑んでから、ベッドに戻った。
鞄から出した直径十センチ程のシールを、リコの乳首に貼って置く。乳首の部分は透明で、可愛い乳首は見えたまま。
「リコ……。リコ?」
「ん……。ご主人、様……」
「失神する程、悦かったんだね」
リコが恥ずかしそうに、視線を落とす。
大胆なのは、セックスの時だけ。そのギャップもいい。
「いやらしいコだから、まだし足りないだろう? ほら」
「あんっ、な、にっ、んんっ」
貼って置いたのは、電気での刺激があるモノ。端に付いているスイッチを押した。
「はあんっ、あっ、ああっ」
初めてのモノは、気持ち悦いだろう。
すぐに、スイッチを入れたローターを挿れた。
「ああんっ」
スイッチ部分は本体に付いていて、取り出す太めの紐があるだけ。通販では、挿れたまま歩けると書いてあった。これなら、挿れたまま外へ連れ出す事も出来る。
「はんっ、あっ、ああっ」
「一度、ソファーに行こうか。喉が渇いたから」
そう言って、俺は先にソファーへ行った。
「どうしたの。こっちへ来なさい」
ご主人様の命令には、逆らえない。
リコはヨロヨロしながら時間をかけて、やっと隣へ座った。
「はあっ、んんっ」
「どうしたの? 水割りを作って?」
「あっ、はいっ、ご主人、様っ、はんっ」
震えながら、リコはグラスに氷を入れている。腕が震えて落ちた氷は、俺が灰皿に入れた。
「んんっ……。すみま、せんっ。あっ……」
リコにボトルを渡し、俺はグラスを抑える。
「はあっ……。んっ……」
乳首に刺激を受け、ローターが挿いっていれば堪らないだろう。
「ご主人、様っ、許して、くださいっ。ああっ」
全身を震わせるリコは、ボトルを傾ける事が出来ずにいる。
「ん? そんなに、感じる? したい?」
「あんっ、した、いっ、んんっ」
素直に言った事に免じて許してやろうと、リコを抱き上げた。
ベッドに寝かせ、乳首のシールを剥がす。
ローターを抜くと、まだ残っていたザーメンが密と一緒に流れ出る。
「はぁっ……」
リコが、安堵と快感の混じった溜息をつく。