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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第22章 アイドルロリちゃん
「あっ、んっ……」
一度目を閉じたエリカが、驚いたように目を開ける。
目的通り、顔射する事が出来た。顔射が目的と言うよりは、エリカにザーメンを見せたかった。
「え? これが、私に入ってたやつ……?」
「そう。口やオマンコにね」
「オマ、ン、コ?」
エリカは顔のザーメンに触れながら、不思議そうな表情。
「チンポを挿れた場所の事。知らなかったんだ?」
「うん。オマンコってゆうんだぁ……」
いきなり言ってくれるなんて、俺としては興奮材料。それも顔射したばかりで、おっぱいまでザーメンが垂れている。
「洗おうか」
シャワーを出し、エリカに渡した。
エリカがザーメンを流してから石鹸でもう一度顔を洗うと、抱き上げてソファーへ行く。
「よく見ると、おかしな部屋。壁が全部、鏡なんて」
ジュースを飲みながら、エリカが部屋を見回す。
「その方が、盛り上がる時もあるんだよ?」
「ふーん」
考えるように、エリカはまだ部屋を見回していた。
「アレはなあに?」
指差したのは、ずっと奥の拘束器具。
「エリカちゃんが、慣れてきたら使うかな……。アレに縛り付けて、楽しむんだ」
「縛り、付ける?」
エリカが怯えた表情を見せる。
「大丈夫。今日は使わないから」
こんな純粋なコに、拘束はまだ早い。エリカはホッとした顔に戻り、俺も安心した。
だが、鏡なら使えるだろう。鏡は壁だけで、天井には無い。天上にあれば、正常位での姿も見せられたのに。
「そう言えば、今日でここは最後なんだよね。次はどこへ行くの?」
「回る街は決まってるの。二ヶ月くらいしたら、またここに来るかなぁ」
旅芸人のようだ。
「学校は?」
「転校はするけど、一週間しかいないし。また、すぐに転校」
少し淋しそうな横顔。
この年頃なら、メンバー以外の友達も欲しいだろう。
だがエリカが、この仕事を選んだ。普通のホステスだって、出来たのに。
「でもね。楽しいよ。色々な街で、歌ったりするの。もっと練習して、早く正規メンバーになりたい」
笑顔を見て、少し和んだ。
俺は水割りを呑み欲してから、立ち上がった。
「エリカちゃん、ここに来て」
示したのは、ソファーの横。
エリカは「はーい」と言って、すぐに来る。