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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第25章 イヤイヤロリちゃん
「お兄ちゃんにもぉ。はい、あーんしてえ?」
口を開けると、さっきのメロンの半分を食べさせてくれる。
リオに食べさせてもらっから、余計に美味しく感じてしまう。
「あっ、レナちゃんも食べな? 好きなの、どれでも」
「はい。じゃあ、頂きます」
レナは料理を小皿に盛り、俺とリオにも出してくれる。
気が利くいいコだ。美人だし、おっぱいさえ大きくなければ指名してもいいくらい。
「二人とも、いくつ?」
「リオは十二歳」
「私は、十四歳です」
十四歳以下の店と言うことは、レナは十五歳になったらどうするのだろう。不思議に思った事を、そのまま訊いてみた。
「十五になる前日に、ここは辞めます。数日休んでから、十九歳以下の店に移ります」
「その後、二十歳になったら?」
「また、二十歳以上の店に移ります」
店を何度も移るなど、女のコにとっては大変だろう。客にとっては年齢を選べて、いいシステムだが。
「イヤ! お兄ちゃん。リオと、話したかったんじゃないのぉ?」
リオは怒ったように、そっぽを向いた。
「楽しく話そうよ。三人で」
「イヤ!」
リオが、ソファーから立ち上がる。
「待ってよ、リオちゃん」
俺は腕を引いて座らせた。
「リオを指名するのぉ? しないなら、他に行くけどぉ」
「するよ。黒服に言って?」
何となく押し切られたような感じ。これも、No1のプライドなのだろうか。それにしても、少しわがままだと思ってしまう。
レナが黒服を呼んでくれ、リオが指名だと告げた。
正直、No1がどんなセックスをするのか体験したい。
機嫌を直したリオが、ソファーに座る。また腕を掴み、おっぱいをくっつけてきた。
「リオとぉ、お部屋に行きたい?」
耳元で訊かれ、大きく頷く。
勿論だ。席に着くのは、前菜のようなもの。メーンディッシュがセックス。
「まずはぁ、小部屋からでいい?」
「小部屋?」
「うん。二人切りになれる、小さな部屋ぁ」
まずはと言う事は、大部屋もあるのだろう。小中大の順に進むのか? 何だかまどろっこしいし、何度も部屋代を払わされそうだ。
「だってリオぉ、他にもたくさん、指名が入ってるからぁ」
「部屋を、掛け持ちするの?」
他の男と共用されるなど、気持ち良い物ではない。