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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第25章 イヤイヤロリちゃん
小部屋は、本当に狭い。頼んだ物が乗り切らず、テーブルを足してくれる。
「お時間は、リオさんが来てからですので。ごゆっくりどうぞ」
そう言って黒服は出て行ったが、ゆっくり出来る空間ではない。
ソファーは三人掛けだが、両端は壁に着いている。カラオケボックス以下の狭さだ。
自分で作った水割りを呑む。
前は腕時計をして来たが、この世界に来ると止まってしまった。部屋へ戻ると、入った時の時間と同じだからだろう。それ以来、着けて来なくなった。
三杯目の水割りを飲み干した時、やっとノックの音。
「お兄ちゃんっ、待ったあ? ごめんねぇ。しつこい客がいてぇ」
そう言いながら、隣に座ってくる。
「部屋に来るのは、一日一人とだけなの?」
「ううん。小部屋だけだったらぁ、三人が最高かなぁ」
No1なら、仕方ない事だろう。
「今日は何人目?」
「お兄ちゃんがぁ、初めてぇ。大部屋まで行くなら、他はムリだもん」
リオは水割りを作ると、俺の前に置く。
「お兄ちゃん。ここはねぇ、上だけ、好きにしていいのぉ」
そんな事だろうと思った。それなのに換算四万円は高すぎる。裏経営の店だから、仕方ないのかもしれないが。
「ねぇ、いいものぉ、追加してあげるっ」
リオは内線電話を使って何か追加注文した。
「リオ、ロキシアって嫌いなのぉ。下げてもいいよねぇ」
嫌いなら、最初から頼むなと言いたい。
すぐに運ばれて来たのは、平皿に載った丸いいくつかのフルーツ。置く場所が無く、ロキシアと言う物を下げ、近い場所に置いた。会計はその場で、五十円。
「これはねぇ、グラク。こうやって使うのぉ」
リオがいきなりチューブトップ状の部分を下げ、おっぱいを出す。
白い肌に、ピンク色の乳首。豆粒程しかない乳首に、心が誘われてしまう。
そのまま、むしゃぶりつきたい。そう思った時、リオはグラクを乳首に塗り始めた。
「んっ……」
乳首から離すと、糸を引いている。それを、両方に塗っていた。
「触っ、てぇっ……」
ねっとりとした感触。
俺は皿からグラクを取り、まずは右の乳首をそれで擦った。
「あんっ」
この世界の、ローション代わりだろう。
リオはソファーに体を預け、擦る度にピクンと反応している。