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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第25章  イヤイヤロリちゃん


 グッタリしたリオからローターを抜き、拘束を解く。
 濡らしたタオルでジェルを拭いてからベッドへ運び、仰向けに寝かせた。
 呼吸はしているが、意識は朦朧といった感じだ。
 このままでは、まだ終わらせない。
 急いで鞄を持って来て、自前の手錠でベッドヘッドに繋いだ。
 ベッドヘッドには出っ張りがあり、繋げるようになっていた。横の棚にも手錠はあるから、ベッド自体拘束出来る作りなのだろう。
 いい仕組みだ。
 脚は、また自前のモノで天蓋の棒に繋ぐ。
 まだプランはないが、取り敢えず逃げられるのを防ぐ為。
「んんっ……」
 リオが、驚いて目を開ける。
「お兄ちゃんっ、ごめんなさい。全額返すからぁ、自由に、してぇっ」
「俺は、セックスしに来ただけだよ? これが、トーキョーでのやり方だけど?」
「ここのは、違うのぉっ」
 リオは抵抗する力も無いのか、大人しくしていた。
 まずはリオの頭を押さえて、キスをする。
「イヤ……っ、はあっ」
 開いた唇の合間から舌を挿れたが、リオは舌を絡めて来ない。今まで、した事が無いのだろう。
「んっ……。はうっ……」
 舌を弄んでから離れると、リオは泣いていた。
「え……?」
「……もういい。外してぇ。逃げたり、電話したり、しないからぁ」
 リオの言葉を信じ、俺は全ての拘束を解く。
「寄り掛かって?」
 言われた通り、ベッドヘッドに寄りかかった。
 リオはまたチンポを握り、しゃぶってくれる。
「んんっ……」
 深くまでしゃぶられ、抜き挿しをされた。
 さっきまでの拘束の様子を思い出すと、チンポに熱が集まってくる。
「リオちゃんっ、出るよ?」
「はんっ……」
 聞こえているはずなのに、リオは抜き挿しを余計に早くした。
「ゴメン……っ」
 リオの口に放出する。
「んんっ……」
「大丈夫?」
 すぐに、ゴクリという音。
 俺は、リオの髪を撫でた。
 どういう、心境の変化なのだろう。さっきはあんなに嫌がっていたのに。
 残滓を吸う事までは、解らないらしい。俺はティッシュでチンポを拭いた。
「お兄ちゃんのぉ、好きにしてぇ。拘束は、イヤだけど……。我慢するぅ」
 リオが抱き着いてくる。
 いきなり態度が変わった理由が、全く解らない。
「ヘタだったでしょ? リオ……」


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