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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第26章  王子の代わり?


 経験が無いと言うのは、処女という意味だろう。それも店でなく、城で働く侍女。
 一気に興味が沸いてきた。
「アイリがいい。他の者は下がれ」
「かしこまりました。失礼致します」
 アイリは、ボーっとその場に立ったまま。
「あの……。私……」
 声が震えている。
 俺は、服の前を押さえて起き上がった。
「大丈夫だよ。優しくするから……」
「王子……。どうして、私なんか……」
「可愛いからだよ」
 アイリが俯いてしまう。
「私、初めてで……。王子が、お気に召さるか……」
「大丈夫だって。服を脱いで、おいで。あっ、ガーターと下着だけは、そのままで」
 この世界でタイツを留めるのは、ガーターしかない。ストッキングなんて物が、存在しないから。
 今までの話からして、セックスしていいのだろう。
 王子はいつも、先輩達2人のどちらか、2人一緒だったようだ。
「失礼致します……」
 そう言って、アイリがメイド服を脱ぎ始める。
 恥ずかしそうにゆっくりとなのが、焦らされているようでまた可愛い。
 浴室では全裸だったが、近付いて来たのは先輩の2人だけ。
 後ろのボタンを外すと、ハラリとメイド服が落ちる。
 それを畳んで床に置こうとしたから、ベッドヘッドの端に掛けた。
 薄いワンピース型の下着を脱ぐと、それもメイド服の下にして掛ける。
 何も知らない美少女ロリちゃんが、二―ソックスとガーターに白いパンツだけ。
 それだけでも、興奮してくる。
 両手をおっぱいの前に持って行くのは、自然な行為だろう。
 整った顔が、恥ずかしさから火照っていた。それも男心をくすぐる1つ。
 白い肌に、長い黒髪が映える。
「おいで」
「はい……」
 俺はパジャマのようなものを脱ぎ、メイド服の上に掛けた。
 アイリが、ゆっくりとベッドに載ってくる。
 引き寄せて抱きしめると、微かに体が震えていた。
「嫌?」
「い、いいえ……。緊、張、して……」
 本物の処女だ。それもメイドロリちゃん。
「どうかな……?」
 少し体を離し、ピンク色の乳首をペロリと舐めてみた。
「あんっ……」
 喘ぎ声まで可愛い。この先どんな喘ぎを聞かせてくれるのか、楽しみになってしまった。


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