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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第27章  調教済み?


「本当に、いいの?」
 胸が痛い。
 いくら拘束をクリアしても、絶対に王国へなど行かれないのに。
 だがリリアは両手両足を広げて、拘束器具を待っている。俺はヤケになり、リリアを鎖に繋いだ。
「怖、い……」
 それはそうだろう。今日が初めてのセックスなのに、鎖に繋がれるなんて。
 どこか店で働けば、こういう事もあるだろう。今日はその練習だと思うしかない。
 鞄から持って来たのは、乳首を刺激するパッチと、ローター。これらはこの世界には無いが、経験しておいて損はないはず。
 俺はいつの間にか、リリアを可愛い恋人のように思っていた。大切にしなければいけないような感じで。
 だがそれは違う。
 近いうちにキャバクラで働き、色々な客とヤる。
 今日がたまたま初めてなだけ。そのうち経験を積み、立派な売春婦になるはずだ。
 そう考えないと、俺がつらくなる。
「まずは、コレ」
 両方の乳首に、スイッチを入れたパッチを貼った。
「あんっ、な、にっ、コレぇっ、はあっ」
 リリアはすぐに悦がり出す。
 どうやって調教したのか、詳しくまでは解らないが、マリアさんの調教はリリアの為。
 甘い声で悦がり、客を喜ばせるのがリリアの仕事となる。
「ああっ、お兄っ、はあんっ」
 初めての刺激に、リリアはすぐに支配されてしまった。素質があったのか、調教のお蔭か。今は、両方だと思った方がいい。
「気持ち悦い? もっと声出して? メチャクチャになりなよ」
 言ってから、スイッチを入れたローターをオマンコに差し込む。
「ああんっ!」
 体を捩る度、鎖がジャラジャラと冷たい音を立てる。
「あんっ、はあんっ、んんっ」
 鎖の音をかき消すような、リリアの甘い喘ぎ。だが段々と甘さは減り、切ないような声になっていく。
「凄、すぎ、るっ、ああんっ、お兄、ちゃんっ、はぅんっ」
 もう鎖など気にならないように、リリアは喘ぎまくった。俺は前に椅子を持って来て、エロ画像のように見学。
「リリアちゃん。可愛いよ」
「あんっ、お兄、ちゃんっ、んんっ」
 俺の言葉が届いているのか、いないのか。リリアは喘ぎ続ける。
「それで、イってごらん? イけるだろう?」
「ヤぁんっ、お兄、ちゃんのぉっ、欲し、いっ、はぁんっ」


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