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第28章 　現実

　あの世界とは違う。由麻菜は処女で、現実世界の女のコ。
　現実世界での13歳とのセックスは、淫行になるとも知っている。それでも、もう我慢出来なかった。
　急いで全裸になり、ベッドに寝かせた由麻菜を抱きしめる。
　怖くなったら、途中で逃げ出されてもいい。それまでは、出来るだけ優しく進めてみよう。
　背中の腕を解き、本格的におっぱいを愛撫する。
「はぁっ……」
　俺に今までの経験が無かったら、こんな風に冷静になれなかった。あの世界のロリちゃん達に感謝してから、愛撫を続ける。
　小さな乳首が勃ってきた。
　馬乗りになり、両方の乳首を摘まんでみる。
「あっ……」
　まだ小さな声だが、由麻菜は確かに悦がっていた。
「いいんだよ。声出して……」
「う、うん……」
　直に弄られるのは、初めてなんだろう。服の上だけと言っていたし。
「んっ、お兄、ちゃんっ……」
　弄っていると、由麻菜は右の方が感じるらしいと解った。初めてのコにも、悦い方は必ずある。
　一度指を離し、キスをした。
「はぁ……。んんっ……」
　由麻菜の可愛い唇の間から舌を滑り込ませ、舌を絡める。お互いに鼻で呼吸しながら、由麻菜も段々と舌を使うようになってきた。
「はぁっ……」
　唇を離すと、耳元から首筋へと舌先を滑らせる。そのまま乳首に辿り着き、口に含んだ。
「あんっ」
　勿論、由麻菜が感じる方の右の乳首。左の乳首は指でグリグリと弄りながら、右は口内で弄ぶ。
「はぁっ、んんっ」
　可愛い声が堪らない。
　ライブでの声は、マイクを通したもの。今はこんなに近くで、喘ぎ声を聞いている。
　既に勃起したチンポが、由麻菜に触れていた。それだけで、発射してしまいそうだ。
「あんっ、はあっ」
　隣の部屋から、スマホの着信音が聞こえる。俺の着信音とは違う音楽だ。由麻菜を探して、エンジェルの関係者からかもしれない。
　だが、由麻菜には聞こえていないよう。俺も無視して、行為を続けた。
「んんっ、ああっ」
　由麻菜の喘ぎが、大きくなっていく。
　俺は乳首から離れ、下半身へと移動した。