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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第28章  現実


 入り口にチンポを当てただけで、由麻菜の体がビクンと体が跳ねた。
 彼女はまたシーツを掴み、横を向いて目を瞑っている。
 処女を失うのは、女性にとって強い決心が必要だろう。まだ13歳だ。その思いに、出来るだけ優しく答えたい。
「挿れるよ?」
 由麻菜は何も口にせず、小さく頷いた。
 勃起したチンポに密を塗り、再度入口へ当てる。
「怖、いっ……」
 呟くように言ったが、由麻菜は抵抗しなかった。
 ゆっくりと、チンポを挿入していく。
「あっ……」
 違和感はあるだろう。女性ではないから解らないが、自分の体に異物が入るわけだ。
「由麻菜ちゃん。力、抜いて。深呼吸、して?」
 由麻菜は呼吸を始めたが、テンポが速い。チンポの先だけ挿れ、様子を伺った。
「はぁっ、はぁっ……」
 息を吐いた一瞬を見逃さず、チンポを進める。中はキツいが、次に息を吐いた時、一気に貫いた。
「ああんっ! 痛っ……。んっ……」
 オマンコの奥で止め、由麻菜の髪を撫でた。
「全部、挿いったよ」
 眉を歪めていた由麻菜の表情が、柔らかくなる。だが彼女は、涙を流していた。
「由麻菜、ちゃん? 大丈、夫……?」
「う、うん……。平、気ぃ……」
 俺のチンポが、由麻菜のオマンコに挿いっている。嬉しかったが、心配の方が強かった。
 本当に、良かったのだろうか。自問自答する。
 求めてきたのは、彼女の方から。だがそれは、俺を愛しているからじゃない。
 ライブには行っていたが、由麻菜が俺を認識したのは今日が初めてだろう。そんな相手に、処女を捧げるなんて。
 だが、興味本位だとは思っていない。
 プロデューサーやファンクラブのトップとしなければならないのなら、少しでも好きだと思える相手と初めてしたいと言っていた。
 そんな事をしてまで、アイドルグループにいる価値はあるのだろうか。元々、生パンに見えるような物を穿かせるプロデューサーだ。
 熱烈なファンとしては、複雑な思い。
「あんっ……」
 少し動くと、甘い声が聞こえた。
 これは、由麻菜からの希望。もう、痛みを伴う儀式は終わった。後は出来るだけ気持ち悦くしてあげたい。
 俺は、狭い中をゆっくりと動き始めた。


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