この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第28章 現実
喘ぎもそうだが、荒い息遣いにも興奮が増す。
あの由麻菜と、こんな風にセックスしているなんて。数時間前までは考えもしなかった。
処女は頂いたが、会えるのはあれで最後だと思ったのに。
「はぁっ、お兄ちゃっ、あんっ」
この体位も、感じてくれているようだ。
由麻菜はコツを覚えたように、俺に合わせて軽く腰を前後させている。
「んんっ、ああっ」
グチュグチュというオマンコからの音。それも喘ぎと一緒に、浴室内に響く。
幼くて処女だった分、快感に素直なのかもしれない。
この世界のロリちゃん達は慣れているコが多いから、俺の巨根に翻弄されていただけ。それもこの世界の男が、勃起しても親指くらいだったお蔭。
「あんっ、イヤぁっ、お兄っ、ちゃんっ」
もうイきそうなのかと思い、抜き挿しを速めた。
「由麻菜? 気持悦い?」
「イヤ、だぁっ、あぁんっ」
セックスの時の「イヤ」は、「イイ」という事。そうとしか考えていなかった俺は、更に奥深くを迫まくった。
「んんっ、お兄っ、ちゃんっ、はぁ、ヤぁっ」
悦がっているのは確か。だが由麻菜の腰の動きが止まり、助けを求めるように片手で浴槽を掴んでいる。
「由麻菜?」
抜き挿しを続けながら、彼女の小さな乳首を弄ってみた。
しっかりとは勃っていない。
「イヤぁっ!」
由麻菜が自ら前に出て、チンポがオマンコから抜けてしまった。
「え……。由麻菜……?」
「イヤっ……」
それだけ言うと、由麻菜はシャワーでオマンコを洗い出す。
「えっ?」
俺が好きだと言ってくれて、グループを卒業してまで来てくれたのに。
彼女の行動が、理解出来なかった。
オマンコを洗い終えた由麻菜が、バスタオルを巻いて浴室を出て行ってしまう。
何か、気に入らなかったのだろうか。その理由さえ解らない。
ガラス張りの浴室からは、室内が見渡せる。由麻菜はそのままベッドへ寝て、めくってあった布団をかぶってしまう。
呆然としていた俺も急いで体を洗い、腰にタオルを巻いてベッドへ近づいた。
由麻菜が泣いている。
どうしていいか解らないまま、俺はベッドに座わるしかない。
それに気付いたように、布団の中の由麻菜に背を向けられたのだけは解った。