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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第28章 現実
「えぇっ?」
今更驚いても、由麻菜から言い出した事だ。本当に嫌だと言えば、やめるつもりではいるが。
両手首を繋ぎ、両足首も鎖に繋ぐ。
「ヤんっ、恥ずかしいー……」
横を向いて顔を紅くしているが、外して欲しいとは言わない。
「これでぇ、どうするのぉ……?」
恥ずかしがりながらも、まだ興味津々のようだ。
処女だったコが、ここまで成長するなんて。いや、処女だったからこそ、色々な事が知りたいのかもしれない。
何も知らない今なら、これも普通のセックスだと思うだろう。
全裸の由麻菜が、鎖に繋がれているのはいい眺め。
恥ずかしさからだろう、もう肌は火照ってピンク色。触れてもいないのに、平らなおっぱいの乳首も少し勃っている。セックスに使う物だと言ったせいだろうか。細いが、幼児体型のせいでウエストのくびれも殆ど無い。ステージ衣装はウエストが強調されているから、裸を見る前はくびれがあるのかと思っていた。くびれの無い方が、今の俺の大好物だ。
「お兄、ちゃん……?」
由麻菜の全身を眺めていて、ボーっとしてしまった。
「ちょ、ちょっと待ってて」
鎖に繋いだら、立ったまま前からの挿入は難しい。俺はソファーに置いていた鞄を持って来て、中から乳首責め用のパッチを出した。
「これも、気持悦いよ」
言ってからスイッチを入れ、由麻菜の両方の乳首に貼る。
「えっ? あっ、はぁんっ、なあ、にぃっ、んんっ」
いきなり、こんなに感じるとは思わなかった。
由麻菜が体を捩り、鎖がジャラジャラと音を立てる。
「あんっ、はぁっ、あぁっ」
挿入した時のような喘ぎ方。
由麻菜にとっては拘束もパッチも初めてだから、興奮しているのだろう。それに、まだ服を着たままの俺の視線もある。
「あぁんっ、んっ、凄、いぃっ、はんっ」
「そんなに、気持悦いの?」
「だっ、てぇっ、あんっ、はぁっ」
俺は引き寄せた椅子に座ったが、また鞄の中を探った。
これは、流石に迷う。
手にしたのは、リモコン式のローター。
今まで使ったロリちゃん達は、この世界の呑み屋のコ。俺と同じ世界で生きる、由麻菜とは違う。
「はぁんっ、んんっ、あぁんっ」
だが、由麻菜はセックスについてよく知らない。