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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第28章 現実
「んんっ、あっ、はぁっ」
由麻菜に自分の姿を見せようと、俺は少しずつ体を横に向けていく。何とか、彼女を鏡の正面に向けた。
「あぁっ、はぁんっ」
「由麻菜? 前、見てごらん?」
「えっ、ヤっ、ヤぁんっ」
それでも、由麻菜の動きは止まらない。
チンポをオマンコに咥え込み、上下を続けていた。
俺からは、彼女のいやらしい姿が全て見える。だが由麻菜本人は、こんな風に自分の姿を見るのは初めて。
「ヤっ、あんっ、はぁっ」
「可愛いよ。由麻菜……」
「あんっ、んんっ、はぅんっ」
由麻菜が動く度、グチュグチュという音。それに自分の姿を見て、興奮が増したのだろう。動きが速くなっていく。
「あぁんっ、はぁっ」
成長したのは、体だけじゃない。よく会っているせいか、殆ど成長していないように感じる。
大きく変わったのは、セックスの方。
処女だった由麻菜がフェラを覚え、バックも普通に許してくれる。コンドームを口で着けられるようになり、悦がり方も激しく変わった。
俺の成果。
そう表現していいのか解らないが、セックスは好みになってくれた。
勿論そこには、愛情も存在する。
「はぁっ、あぁんっ、んんっ」
愛情が、何よりのスパイスだろう。
お互いに気持悦くなりたい。気持ち悦くしてあげたい。
そんな事が、愛情の証。
右手だけを放して乳首を弄りだすと、由麻菜がビクンと反応する。
「はぁんっ、ヤっ、お兄、ちゃんっ、はぅんっ」
ずっと気持ち悦いままでいたい。それは、俺だって同じ。それでも、いつかは絶頂を迎えてしまう。
仕事で少し会えない時、オナニーをしていると白状した。「お兄ちゃんの事ぉ、考えながらだよぉ」と言われ、電話でそのままお互いに疑似セックスをした事もある。
「あんっ、ヤっ、ヤぁんっ、ダ、メぇっ、んんっ、はあっ、お兄っ、ちゃぁんっ!! んんっ……」
左手をギュっと掴んできた。だが次の瞬間、俺の胸へ落ちてくる。
「はんっ……。ふぅっ……」
その動きでチンポは抜けてしまったが、由麻菜を抱きしめた。
可愛い俺の妻。
愛おしくて仕方がない。
「はぁっ……。お兄、ちゃんはぁ……? あっ、イって、ないでしょ……」
コンドームの先に触れた由麻菜が、乱れた息のままで言った。