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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第31章 一緒の海
段々と勃ってきた乳首は、もう摘まめるほど。
「あっ、んっ、ああっ」
いやらしい麻菜の声も、すく傍にいる俺にしか聞こえない。
照りつける太陽の下で11歳のコを悦がらせているなんて、益々興奮するが、俺が勃たないように気を付けていた。
「あんっ、お兄、ちゃんっ」
いくらその気にさせても、さすがにここでは挿入出来ない。
俺は荒くなってきた麻菜の息を聞きながら、何とか水着を直した。
「上がろうか」
麻菜が頷く。
俺はまた浮輪を引っ張って、麻菜の足が届くところまで戻った。
「お兄ちゃん……」
麻菜がよろけたから、浮輪を持ってやってパラソルの下に入る。
すぐにベッドに横になった麻菜が、甘い溜息をつく。
「大丈夫?」
俺は笑いながら訊いた。
「お兄ちゃんはぁ? 大丈夫なのぉ?」
麻菜の声も甘くなっている。
「何が?」
「……麻菜のこと触ってぇ、したくならないのぉ?」
そりゃあヤリたいが、今すぐここでというわけにはいかない。ラブホに直行するのも、情緒がない。
俺は少し考えてから、思い出した。
「麻菜。こっちにおいで」
「ん……」
海の家の裏側は駐車場。その横の林に、バスタオルを持って入って行く。
先客はいないようで安心した。
「え?」
林の奥は、一部の草が踏みつぶされたようになっている。堪らなくなったカップルが使う場所。
麻菜には言えないが、俺も昔の彼女と、ここで他人のセックスを見たことがある。
あるのは大きな石だけ。それも丸いもので、体が触れても痛くない。おまけに、一部が平らになっている。
絶好の立地。
「麻菜、ここに立って」
「うん……」
俺は石の前に麻菜を立たせた。
「座ると、草がチクチクするからね」
あらかじめ言っておくが、麻菜は少し不安そうな表情になる。
そんな小さな麻菜の体を抱きしめた。
この前は怖がらせようと思っていきなり始めたが、今日は優しく唇を合わせる。
何度か繰り返し、麻菜が溜息で口を開けた時に舌を挿れた。
「あっ……」
こんなコドモが、口内で感じるだろうか。
狭い口の中で舌を絡める。
麻菜も鼻で息をしながら、俺を真似て舌を動かしていた。
「はぁっ……。んんっ……」
舌が絡み合う音。
何度か麻菜の舌を吸ってから、唇を離した。
「んっ……。初めてぇ……」