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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第36章 オシオキ?
「あんっ、んっ、はぁんっ」
抜き挿しが無いからグチュグチュという音はしないが、ブーンと低い音が聞えてくる。
「ヤぁっ、お兄、ちゃんがっ、イイっ、あぁんっ」
言葉とは裏腹に、感じ捲っているようだ。
「麻菜、イっていいよ。麻菜のイくトコ、見たいなあ……」
「ヤんっ、あぁっ、はぁっ、んんっ」
思い切ってバイブにして、グチュグチュと抜き挿しすれば良かったと悔やんでしまう。外側に突起もあり、オマメだって刺激してくれるような物で。
挿入でもオマメだけでもイける、俺の可愛い恋人。ローターでイくところも、見て見たい。
「はぁっ……。あんっ」
焦らすように、スイッチを入れたり切ったりした。
スイッチが切れると、甘い溜息。入れると、可愛い喘ぎ。それを暫く繰り返してから、スイッチを入れてベッドの上に置く。そして麻菜とは、反対側のベッドの隅に座った。
「麻菜。こっちまで、おいで?」
「はんっ、あっ、んっ……」
麻菜は体を起こそうとするが、その動きでローターの当たる場所が変わるのだろう。荒い息をついて、また横になってしまった。
「んんっ、あぁっ、はぁっ」
「麻菜。おいで」
麻菜もローターにコードがあるのを見ている。本当に嫌なら、自分でも抜く事は出来るはずだ。それをしないのは、麻菜もプレイとして楽しんでいるんだろう。やはりオシオキになっていいない。
「あんっ、はんっ、あっ、んっ」
麻菜は何とか四つん這いになったが、今度はそのまま喘いでいる。当たる場所が変わると、また新しい刺激に責められるんだろう。
「はぁっ、お兄、ちゃっ、んんっ」
「早くおいで?」
俺の方から行ったら、オシオキにならない。それに麻菜だって、充分感じている。
「あぁんっ、ヤぁっ、あっ、んんっ」
少しずつ体勢を変え、やっと顔が俺の方に向く。
シングルだから、広くは無いベッド。だが、四つん這いになった麻菜の二人分くらいはある。
「んっ、お兄っ、ちゃっ、はぁっ」
快感から、麻菜が顎を上げた。乱れたツインテールが揺れ、ギュっと目を瞑っている。
「麻菜、おいで」
「あぁんっ、ダ、メぇっ、お兄っ、ちゃぁんっ! んんっ……」
体を震わせた後、麻菜はベッドに倒れた。