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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第36章 オシオキ?
「あんっ……」
俺から近付き、ローターを抜く。
「そんなに悦かった? 今度は、もっと凄いの買おうか」
麻菜はまだ、虚ろな表情。
そんな麻菜を抱え、ローターも持って一階の浴室へ行った。
今日は、夜まで誰も帰って来ない。父親は残業。看護師の母親も夜勤で、夕食を作っていった。
まだ息の荒い麻菜をマットに寝かせ、シャワーでオマンコの中まで洗う。
ボディーソープは使えない。麻菜が家に帰って、怪しまれると困る。
ローターの方は、機械部分が濡れないようにボディーソープで洗った。
バスタオルも一枚で済ませ、部屋に戻る。
暫くベッドで休んでから、麻菜の髪を撫でた。
「どうだった? ローター」
「ローターって言うの? 初めて聞いた。バイブなら、聞いた事あるけど。バイブって、もっと凄いの?」
さっき言った事を、覚えていたらしい。そんな事だけには頭が回る。
「バイブか……」
「そういうのって、もっと、オトナの人が使うのかと思ってた」
麻菜が言っている。小柄だったり胸がペッタンコなせいで、コドモだと思っているらしい。オマメや挿入でイかれるなら、体だけは充分オトナ。自分では、それに気付いていないのだろう。
「あっ! もうこんな時間!? 今日はママ、早いの」
麻菜が着替え始めた。
「ねぇ、お兄ちゃん。ちゃんとした、麻菜の家庭教師になってよ。そしたら、週に何度かは会えるでしょう? セックスしなくても……」
「うーん……」
俺には大学があり、バイトも週三回している。それにバイトを辞めたとしても、麻菜に教えられるのは文系の事だけだ。
「ダメ?」
着替え終えた麻菜に、俺は頷いて見せた。
「えー」
「勉強は、自分でしろよ」
笑顔で、麻菜の頭を撫でる。
「ん……。じゃあ、また来週ね。メールするから」
そう言うと、麻菜は急いで部屋を出て行った。