この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第41章 02 お野菜大好き?
さっきから聞いている声まで可愛い。
この声で喘がれたら、とつい想像してしまう。
「あのお。何てお呼びすればいいですか?」
「お兄ちゃんて呼んで? 後、敬語は無しでね」
俺は前回で味を占めてしまった。
それも、こんな超絶妹タイプに“お兄ちゃん”と呼ばれたい。
「うん。お兄ちゃん」
ミナミがニッコリ笑うと、それだけで幸せな気分になる。
「お兄ちゃんのお国は遠いの?」
「そうだね。トウキョウだけど、遠くて知らないよね」
「ごめんなさい……」
ミナミが落ち込んだ様子になり、デカンタで頼んだガバクジュースを注いだ。
「気にしないで? 本当に遠いから」
「うん」
笑顔になったミナミと乾杯して、俺はロックで呑んだ。
「こうゆうお店、来るの?」
「ううん。二回目だから、よく分かんないんだ」
「ん……」
ミナミは、ちょっと複雑な表情。
「どうしたの?」
「じゃあ。このお店のこと、知らないんだよねぇ?」
「あ、ああ」
何かあるのかとドキドキしてしまう。
「あのね。上だけなら、触っていいの……」
だからソファーがこの向きなのかと納得した。
そういうことに関して、俺は順応力が高い。
「いいの……?」
「う、うん……」
直接の人目が無いとはいえ、フロアには他の客や黒服もいる。そんな場所の方がスリルがある気がした。
チューブトップの上から掌で撫でると、おっぱいは本当にペッタンコ。でも少しぽっちゃりしているから、触り心地が好い。
「脱がせちゃ、だめなの?」
「上だけなら……」
ミナミが長いまつ毛を伏せて言う。
可愛い。可愛すぎる。
ゆっくりチューブトップを下げると、白い肌にピンク色の乳首。
指先で触れると、ミナミが溜息をもらす。
「はぁっ……」
甘い息まで可愛らしい。
弄っているうちにピンク色が濃くなってきて、硬く勃ち上がってくる。
「んんっ……」
ミナミは声を我慢して手の甲を口に当てていた。
耳を澄ましてみると、店内のあちこちからそれらしき声が漏れている。
中にはセックスでもしているんじゃないかと思うくらいの、「あぁんっ」という声も。