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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第42章  03 スク水ロリちゃん


「ヤっ、んっ、はぁっ……」
「ほら。悦いだろう?」
 シオンの怯えていた表情が、色を持ち始める。
「あぁっ、はぁんっ」
 大きさを味わうような、艶っぽい表情。
 ギュッと目を閉じて、大人しくしている。
「あんっ、んんっ」
 急に目を開けると同時に、シオンが悦がり出す。
「はぁんっ、あぁっ」
「シオンちゃん。気持ち悦い?」
 ゆっくりと抜き挿ししながら訊いた。
「あっ、イイっ、はぁっ、あんっ」
 俺も、バイブを使うのは初めて。
 念の為ゆっくり挿れて様子を見ていたが、心配はいらなかったようだ。
「あぁんっ、んっ、あっ、はんっ」
 抜き挿しを速めると、シオンの繋がった鎖がガシャガシャと音を立てる。
 快感に支配され、腕の痛みも感じないらしい。
「んんっ、はぁんっ、あんっ」
 こんな演技は出来ないだろう。
 布とはいえ、縛った手首が痛そうだった。
 一度深くまで挿れ、一気に抜く。
「あぁんっ、はぁっ、はぁっ」
「シオンちゃん? もっと欲しい?」
「ん……。手、痛い……」
 正気に戻ったのか、シオンは腕を上げて鎖を緩めた。
「じゃあ、ベッドに行こうか」
 脚から順に外し、両手を外すとその場にしゃがみ込む。
「なにぃ? 今のぉ……」
 まだ切なさを残した声。
 俺もバスローブの下で勃起していたが、全体が膨らんで気付かないらしい。
 シオンを抱きかかえてベッドへ運ぶと、鞄を取ってベッドへ戻る。
「シオンちゃん。俺の、舐めてくれる?」
「うん……。えっ?」
 体を起こしたシオンの視線は、バスローブを脱いだ股間に。
「なあに……? それ……」
 何と言われても、俺の勃起したチンポ。
 俺の世界では平均的でも、ここでは巨根。
「さっきの……。ウソじゃないんだ……。そう言えば、王族の人って、凄くおっきいって聞いたことある……」
 やはり、誰か来たことがあるらしい。そいつも、勝手に王族と間違えられたんだろう。
「王族でも、人によると思うけど?」
 本物の王族が、ここでの普通サイズだったら悪いと思った。



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