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ロリちゃん作品集 (一章読み切り式)
第42章 03 スク水ロリちゃん
シオンが上がると結合部分がはっきり見え、グチュという音と共に挿いっていく。
「あぁんっ、ヤぁんっ」
シオンが。急に肩を強く掴む。
「あっ、あぁんっ、ヤっ、ヤぁんっ、んんっ、お兄っ、ちゃんっ! んんっ……。はあっ……」
背中を反って顎を上げる様子を見て、一気に興奮が高まる。
シオンの腰を掴み、彼女を上下させて俺も放出した。
「ごめんね。部屋の外まで送っちゃいけないのぉ……」
またシャワーを浴び、新しいスク水に着替えたシオンが言う。
「いいよ。ここで。それより……」
鞄から、シュシュを一組出して渡した。
「良かったら使って? 髪を束ねるものだから」
「えっ。可愛い。いいのぉ? もう、会えないのに?」
俺は何も言っていない。
「分かってるからぁ。ここは、旅人が寄るオアシスだもん。お兄ちゃんも、旅の途中なんでしょ?」
「あ、ああ……」
シオンは、出会いと別れを繰り返している。
きっと、俺が思っているよりずっと多く。
13歳で割り切っているなんて、精神的には大人かもしれない。
「ありがとう。これ、可愛い。大事にするね」
「あっ、これも」
飾りの付いたクシを渡した。
「こんなにいいの? ……ありがとう」
シュシュは、いつかゴムが伸びて使えなくなる。クシなら、そんなことはないと思った。
整った顔立ちだが、嬉しそうな表情はやはりロリちゃん。
「じゃあ。行くから」
「気を付けてね。さようなら」
「さよなら……」
振り返らないようにして、店を出た。
客待ちの馬車はいたが、ゆっくりと街の入り口まで歩く。
出口で一度振り返ってから、ドアへと走った。
◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆
部屋に戻ってバイブを洗おうと思い、持って行ったビニール袋を出した。
「え……?」
シオンの密でベトベトだったのに、何も着いていない。
持ち帰れないのは、物だけじゃなかった。
付着した密さえ。
それでも一応洗って消毒しながら、シオンの言ったことを思い出す。
スク水は、王族が置いていった。
王族は、チンポが大きい。