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悠一郎の独り言
第35章 2017年12月25日(月)22:06
「私と……おつきあい…していただけませんか?ずっと…傍にいてほしい…」

言い終わり、ゆっくりと息を吐きました。
ここで漸く呼吸ができたんです。
それ程までに緊張していました。
それもそうですよね。
この私が沙羅さんに告白したんですから。
その沙羅さんですが、私の背中に回されている腕に力が入りました。

「私も…悠一郎さんのこと…好き…です…。私でよかったら…ぜひ…お願いします…」

私の胸に顔を押し当てたまま、沙羅さんはそう口にしてくれました。
その言葉を聞いて、ホッとし、それ以上になんとも言えない想いがこみ上げてきました。

「…よかった…」

それが正直な気持ちでした。
私の気持ちを受け止めてくれて…拒絶されなくてよかったと…
うれしいと思う気持ちも大きいですが、それ以上に「よかった」と思いました。それから、お互い恥ずかしがりながらも手を繋いで私の家に帰ってきたのです。
途中、コンビニでお酒とおつまみを買って…
ですが、家についてお酒を飲みながら、どうしていいのか分からなくなり、あんな日記を書いてしまったんです。
すいません。
あんな日記を書いてしまって。
ですが、沙羅さんが私の家に来た経緯はこんな感じでした。
そしてここからですよね…
皆さんが気になることは…
散歩なんかで酔いがさめてしまった私たちは、またシャンパンで乾杯をして、今度は恋人としてクリスマスイブを祝いました。
沙羅さんはずっと私の横に座って寄り添ってくれます。
肩と肩が触れ合う距離と言いましょうか…
沙羅さんの温もりが感じる距離です。
私が沙羅さんを見ると、沙羅さんは私を見ていました。
そして、沙羅さんが瞳を閉じたのでキスをしました。
触れるだけのキス…
私も男ですから、その先に進みたいと思います。
ですが、つきあったその日にそうなっていいのかとも思うのです。
経験がないわけではありませんが人より少ない。
リードする自信もありません。
悩みながらも…先に進みたいと思う気持ちが勝りました。
沙羅さんの少し開いた唇から私の舌を入れ……その先には沙羅さんの舌が…
こんなに身体の奥から熱くなるようなキスは初めてでした。
とろけてしまいそうな?と言うと大げさかもしれませんが、そんな思いが私の中を駆け巡ります。

「ンアッ」

沙羅さんの口から、甘い声が漏れると益々激しくなります。
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