この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
週末の逢瀬
第4章 情事

「イイコだね」
尚人は左手で私の頭を撫でると右手の指を私に入れたまま、開いた彼の膝に座らせた。必然的に私の脚も開く。
左手で私の腰を支え、中指をゆっくりと抜いてまた差し挿れる。じゅぶ、という音に反応して膣内がヒク、と痙攣した。
それを察知した尚人がわざと音がするよう中を掻き混ぜた。クチュ、ぐちゅぐちゅ、と音がするたび、自分が尚人の指を締め付けているのを感じる。
尚人の指が膣の中を少しずつ動く。前、後ろ、右、左…ほぐすように膣壁の色々な所を押したり撫でたりする。だけどいちばん気持ち良いポイントに欲しい刺激がこない。もどかしくて無意味だとわかっていても腰を前後させてしまう。

