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週末の逢瀬
第2章 久しぶりの彼の家

その意地悪で悪戯っぽい響きにまた溢れる。今度はじわりどころじゃない。

また溺れるようなキスをする。
私と同じくらい余裕のないその息遣いに脳髄が痺れていく。
そのままコートを脱ぎ捨てながらソファに倒れ込み、まだ足りないというようにキスをしながら、私の頬を包んでいた尚人の右手が私のニットに滑り込む。

「まって」

つい、冷静になってしまった。

聞こえないふりをしている尚人の頬を両手で包んでもう一度言う。
「ね、あの、待って。」

きょとんと私を見上げる尚人が可愛い。

「ごめん、シャワー浴びたい…」と言うと尚人が笑った。
「うん、俺も腹減った」
「じゃあシャワー浴びて、ごはん食べよう」と私も笑い返す。
こんな風にふわりとした空気になれるところも居心地が良くて、尚人の好きなところだ。


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