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化粧彫り
第1章 牡丹

父の舌はやがて腰から下へ降りていく…
太腿…内腿…
膝をがっちりを押さえられ…
匂いとともに…味わうようにじっくりと舐めまわしている。
次第に私は最初の嫌悪感が変化して行くことに気付いた。
嫌悪感の奥からじんわりと…
…湧きだすような、滲み出るような…
いままで感じたことのない不思議な感覚…
…なに?や…だ…気持ち悪いはずなのに…
私は自分のその変化が何なのかわからなかった。
それでも自分の意思に反してやがて自分の身体が熱く火照り出す…
うっすらと汗をかき、その肌が次第に色を加えていく。
父がぼそっと呟いた。
“素晴らしい…思った以上かもしれない…”
私はその言葉の意図するものがわからなかった…
太腿…内腿…
膝をがっちりを押さえられ…
匂いとともに…味わうようにじっくりと舐めまわしている。
次第に私は最初の嫌悪感が変化して行くことに気付いた。
嫌悪感の奥からじんわりと…
…湧きだすような、滲み出るような…
いままで感じたことのない不思議な感覚…
…なに?や…だ…気持ち悪いはずなのに…
私は自分のその変化が何なのかわからなかった。
それでも自分の意思に反してやがて自分の身体が熱く火照り出す…
うっすらと汗をかき、その肌が次第に色を加えていく。
父がぼそっと呟いた。
“素晴らしい…思った以上かもしれない…”
私はその言葉の意図するものがわからなかった…

