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埋み火
第3章 跳ね火
「じゃ、また四つん這いになってもらおうかな」

「いや」

「なんでだよ」

「だって……お尻、丸見えになるもん」

「見せるために履いてきたんだろ? ほら」


 なおも後ろを向くのをしぶったので「俺、連休にするために頑張ったんだけどな」と意地悪そうに言うと、ベッドの上の霧子は唇をとがらせて博之に背を向けた。


(うわ、いいなコレ。エロすぎるわ)


 博之は女性のバストにはさほど興味はなく、霧子のDカップも「まぁ、柔らかくて大きいな」くらいにしか思っていない。

 じゃあ何が好きかといえばヒップで、特に霧子のは肌触りもすべすべで大きさもほどよいからいつも撫でながらバックで突いて締まり具合と眺めの良さを堪能している。

 本人は自覚していないし垂れてきていそうだと言うが、三十六と言う年齢を考えればけっこうな美尻の部類に入るのではないかと博之は思う。

 仕事に通いだして三か月もしたころには通勤で歩いているからか、引き締まって弾力が増しますます触り心地がよくなっていた。

 下着をつけているのに肝心の尻はしっかり見える、というTバックならではのエロティックさを理解した博之はむしゃぶりついて挿れたい衝動を抑えながら「ほら、四つん這いだぞ、早く」と上からの口調になる。

 一歳上の妻にはそんな口を利いたこともない。

 自分はこういう年下の従順な女が好きだったのかと、霧子を抱くようになって気付いた。

 そうして霧子は命令に従って体を倒したので、博之の目の前に突き出された白いふたつの丘は見事な眺めで、かつ細いクロッチ部分の真ん中には小さなシミがすでにできていた。

 気持ちを鎮め、まずは丘をゆっくり優しく撫でまわす。

 すべすべしていて相変らずの触り心地だが、大事な部分が丸見えの全裸よりも何倍もいやらしい、きわめて布地の少ない下着一枚だけの霧子を博之はじつに楽しげに見た。
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