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埋み火
第3章 跳ね火
「そうか。じゃあ動いてやろう」
そう言ってそっと腰を振りだすと、霧子は体を弓なりに反らして喘ぎだした。
「はぁあん! うん、動いて、もっとしてぇ!」
もっとガンガン突き上げてやれば喜ぶのだろうが、そんなに動いたら博之はものの数秒で果ててしまうだろう。
それほどまでに霧子の締まりがよくなりすぎている。
(嬉しいけど、これじゃ逆にきりがつまんねぇだろ……動けねぇよ、気持ちよすぎて)
博之はたびたび動きを止め、かすれた声で「動けねぇ、きり、締めるな……」と哀願した。
「もう、十分だから俺が締めてって言うまでだらんとしてろ」
「そう?」
「これじゃ俺がバックにたどり着く前に終わるだろ、俺の楽しみを奪うな」
「じゃ、後ろでいっぱいして」
「欲しいのか、よし」
正常位は、あとはフィニッシュだけでいい。
そう思って博之は霧子に再び四つん這いになってもらった。
あふれてシーツに大きなしみを作るほどの泉の中に、また蜜まみれの肉槍をたやすくにゅるっと入れてやると、霧子が喜びの声を上げる。
「ううん、ひろ、すごい! 前より、奥が感じる!」
「そうか、でもお前、声控えろ」
「うん」
ホテルでしていたように顔を枕に埋めて腰を振ってよがっていた霧子だが、しばらくすると今度はこの体勢でも信じられないほどの締め付けを与えてきた。
「お、おい!」
車が急停止したかのように博之は腰の動きを止める。
「うウン……」
「お前、バックのときまでこんなことされたら、ほんとに出ちゃうぞ」
「ひろがこれ、好きだから、もっとよくしてあげたくて……」
薄暮がカーテンの隙間の窓から覗く時間帯になっていたが、霧子の顔をみやればすっかりとろけている。
「いつのまに、きりはこんなにエロくなっちゃったんだ。恥ずかしくて他の男に見せらんないだろ」
「うん、私の体、ひろ用だから。ひろの好みに沿って仕様変更しちゃった」
「こんな大幅変更、エンジニアを殺すぞ」
「死んじゃいそう?」
「ああ、もうバックも無理。よすぎてこのままじゃお前の中に出しちゃうから、最後はいつものな」
そう言ってそっと腰を振りだすと、霧子は体を弓なりに反らして喘ぎだした。
「はぁあん! うん、動いて、もっとしてぇ!」
もっとガンガン突き上げてやれば喜ぶのだろうが、そんなに動いたら博之はものの数秒で果ててしまうだろう。
それほどまでに霧子の締まりがよくなりすぎている。
(嬉しいけど、これじゃ逆にきりがつまんねぇだろ……動けねぇよ、気持ちよすぎて)
博之はたびたび動きを止め、かすれた声で「動けねぇ、きり、締めるな……」と哀願した。
「もう、十分だから俺が締めてって言うまでだらんとしてろ」
「そう?」
「これじゃ俺がバックにたどり着く前に終わるだろ、俺の楽しみを奪うな」
「じゃ、後ろでいっぱいして」
「欲しいのか、よし」
正常位は、あとはフィニッシュだけでいい。
そう思って博之は霧子に再び四つん這いになってもらった。
あふれてシーツに大きなしみを作るほどの泉の中に、また蜜まみれの肉槍をたやすくにゅるっと入れてやると、霧子が喜びの声を上げる。
「ううん、ひろ、すごい! 前より、奥が感じる!」
「そうか、でもお前、声控えろ」
「うん」
ホテルでしていたように顔を枕に埋めて腰を振ってよがっていた霧子だが、しばらくすると今度はこの体勢でも信じられないほどの締め付けを与えてきた。
「お、おい!」
車が急停止したかのように博之は腰の動きを止める。
「うウン……」
「お前、バックのときまでこんなことされたら、ほんとに出ちゃうぞ」
「ひろがこれ、好きだから、もっとよくしてあげたくて……」
薄暮がカーテンの隙間の窓から覗く時間帯になっていたが、霧子の顔をみやればすっかりとろけている。
「いつのまに、きりはこんなにエロくなっちゃったんだ。恥ずかしくて他の男に見せらんないだろ」
「うん、私の体、ひろ用だから。ひろの好みに沿って仕様変更しちゃった」
「こんな大幅変更、エンジニアを殺すぞ」
「死んじゃいそう?」
「ああ、もうバックも無理。よすぎてこのままじゃお前の中に出しちゃうから、最後はいつものな」