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永遠に見えた世界
第5章 狂いそうだ…
お陰で俺が美奈の顔を見れたのは僅か15分。更に最悪なのが結城の定時連絡が

『美奈様がそちらからの帰りに突然、お友達がバイトしている店に行かれまして、今もまだそのお友達の家に居ます。』

との連絡だ。結城は美奈に帰れと言われても俺の命令でない限りは目立たないようにして美奈に張り付いている。

美奈の友達とはどうやらいつも一緒にいる女友達のことだろう。ならば結城に

『今日は帰っていい。明日からまた頼む。』

とだけ俺は言った。なのに次の日の結城からは時間外の連絡が来た。

『まだお友達の家に居られまして今日は行かないと言われました。』

と結城が困っていた。勘弁してくれよ…。俺は結城に

『俺から言う。』

と言って電話を切った。夜に仕事が終わってから美奈に連絡した。俺は疲れていたから美奈には結城と居ろとだけ一方的に言って電話を切った。

更に金曜日、結城からの定時は美奈はいつも通りだとだけ聞いた。佐伯と良二が俺のところへ来た。社員はもう誰もいない会社だったから、俺らは立場を気にせずに普段通りに普通に話す。佐伯が

『優誠にプレゼントだ。○○シェフの店、明日の7時の予約だ。』

と俺に言った。シェフは佐伯の同級生だ。しかもその店のオープン前の改装はうちが工事した。最近はテレビで有名シェフとして活躍中のシェフの店だから予約は本来なら半年待ちだ。

『悪いな。』

俺は佐伯にそう言った。だが良二は

『処女に手が出せないとか優誠が何やってんの?』

と言いやがる。

だから何もしてねぇよ。やるなら今からやるんだよ。

そう言ってやりたい言葉を飲み込んで俺は良二を睨みつける。良二は呑気に

『俺が何のために優誠にグッズをやっていると思っているの?この前やったピンクの薬とか使ったらイキまくりで処女でも痛い思いしないよ。』

とか言いやがる。

初めての子にそんなもん塗りたくったら俺は間違いなく変態扱いされるだろうが…。

俺はこの良二のノリについて行けない。

だけど良二はマイペースな男だ。俺に

『優誠は処女とやるんだから俺にも適当な女の子を回してよ。』

とやはり女のいる店に連れて行けと言い出した。
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