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第7章 またかよ…

美奈がイキたいだけイケばいい。感じたいだけ感じさせてやりたい。美奈が俺を求めるようになるまでは美奈の好きにさせてやりたい。

俺はそう思うだけだ。美奈の身体が小刻みに震え始めて絶頂に備えている。

『ぁ…、ぁ…、…。』

小さく微かな嗚咽が美奈の開いた口から漏れた。俺は美奈の中に挿れていた指を美奈の肉壁に押し付けて指先で摘んでいる美奈のクリを更に指先に力を入れてひねるように摘んでやった。

『んはあぁぁっ…♡』

感極まった声を上げた美奈が弾けるように身体を反らした。俺の指には美奈の痙攣が伝わって来る。

そうやってオーガニズムに達した瞬間の美奈の顔が綺麗だった。美奈は大きな目を開いて真っ直ぐに俺を見ながらイキやがる。

だらしない顔でイク女は多いけれど美奈は違う。美奈は毅然としていてそれでいて一瞬で儚い顔に変わってしまう。

美奈のピンク色に染まった頬が本当に桜みたいな女だと俺に思わせる。

俺はそんな美奈に興奮していきり立っていた俺のものを挿れたいとしか考えられなくなった。だから美奈の上に乗って少し焦って挿れてしまった。やっぱり美奈には俺は余裕がない男になってしまう。

美奈がまた苦痛の顔をした。まだ美奈には痛みがあるんだと気付いた。

失敗したな。

俺はそんな自分を責めたくなって来る。美奈にはそんな痛い思いはさせたくなかった。

『まだ痛いか？』

と俺は美奈に聞きながら美奈を俺の上に座らせる体制に変えた。俺は後ろから美奈の胸の先を弄りクリも一緒に弄ってやる。

『あぁん…、それダメだよ。』

と悶えた美奈が快感に痛みを忘れ始めた。

『あんまり痛い思いはさせたくないからな。』

そう言って俺はゆっくりと腰を動かしてみる。俺のものが美奈の奥に当たるたびに美奈の俺のものに対する締め付けがキツくなる。

そんなに締め付けたらイッちまうよ。

俺は美奈にそう言いたいが美奈は容赦なく俺を締めて来る。しかも締め付けのピークには美奈はイク女だ。俺は限界だと腰を振るスピードを上げる。

『あっ…、あっ…。優誠…、イクッ！イッちゃう。』

美奈が叫んだ。イッた美奈が俺を絞り出すように締め付けて来た。

『イクッ。』

俺もイッちまった。余裕がなくてガキみたいに美奈に簡単にイカされる。俺に簡単にイク美奈なのに俺を簡単にイカせる女。

またかよ…。