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永遠に見えた世界
第7章 またかよ…
完全に俺の敗北だ。俺は本当にこの適当娘にイカレてる。

『お前の寝顔は可愛い過ぎる。』

と俺は自分敗北を認めて美奈にキスをする。美奈を風呂に運んで洗ってやろうとしたけれど、やはり美奈は俺の指に感じやがる。

どうやら美奈を俺が洗ってやるのは無理だなと俺は笑うしかなかった。美奈がシャワーから出たら髪は俺が乾かしてやる。俺は美奈に避妊をしたければ病院でピルを貰って来いと言った。

費用は全部俺が出してやる。ピルなら医師の検査付きで身体への危険や負担がなく、ゴムよりか遥かに避妊率は高い。何よりも美奈が止めたい時に自分で止めれるという利点がある。

俺は全てを美奈の好きにさせてやりたい。但し子供が出来ても出来なくても美奈を手放す気は全くない。

今日の美奈は穏やかな顔で俺に従っていた。美奈は確実に俺を受け入れている。今の俺はただそれだけで良かった。

近所の喫茶店でモーニングを食った時に美奈にはゴルフをやれと俺は言った。この先に水原や御剣の親父達と付き合う事になるならそれは間違いなく美奈には必要だからだ。

本格的にはやらなくていいが多少はやれる女じゃないとクソ親父達は文句を付けて来る。

俺は必要な事は全て美奈にやらせたい。だから美奈に自分のやりたい事はあるかを俺は聞いてみた。美奈は何故か自分で飯が作りたいと言い出した。

俺にはそれは予想外だ。普通の女はやれブランドショップに買い物だとか海外旅行だとかに連れて行けと言う女ばかりで俺の飯を作りたいと言った女は美奈が初めての事だ。

クソッ!

小さくてつまらない美奈の願いに俺はとことん美奈が可愛いとか思っちまった

だから俺は美奈にキスをする。美奈は喫茶店を出た道の真ん中だからと恥ずかしがってまたしてもジタバタとしている。

俺の飯が作りたいとか俺のキスだけでジタバタとするとかマジでそんな美奈が可愛いから俺はまた美奈とやりたくなる。

マジで俺は思春期のガキだ。猿みたいに美奈とはやりたいとばかり思っちまうガキに成り下がっていた。
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