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乙女たちの精活(セイカツ)
第5章 四六時中愛して〜新たな出会い
「萌ちゃん。」

ホストの夏樹はそう言って耳たぶをかんだ。

今日は昼の仕事、休みだよ。どこか行く?


『ううん、あのねエッチしたいよ。』


「んー、萌ちゃんはさあ、究極にエッチを高みまで登りつめるというか、そういうことに興味ある?」


『あるある、夏樹とエッチしてても、もっと、ひょっとしたらイクを超えるんじゃないかって。』


「わかった。たぶん俺の力量じゃあ、そこまで気持ち役できないかも。
今日は、新開拓の日だよ、萌。」

??

都心から少し離れた繁華街の奥。駐車7台、3階建ての白い家があった。

入口からイングリッシュガーデンで、バラが咲きほこっていた。

なに・・・この豪邸・・・。


「ここが、俺たちのコミュニティ。」


『コミュニティ?』


「同じ意思、生活を持つ人達が共同生活する場所。」


「まあ、ルームシェアみたいな。」

??


「話はしてあるから、入ってみようか。」

中もシャンデリアがあったり、素敵な絵画があったり、絨毯は赤くて、お城みたい!


「先輩、話してた楠木萌ちゃんです。」


「ああ、栗林圭。ここの管理人。みたとこ・・・。年齢に関しては特に厳しいから、迷惑かけないでね。」

ちょっとクール?でもイケメン。


「萌ちゃん、俺はここには出入りしない。昼も夜も勤めているからね。今日、体験してみて、どうするか決めればいいよ。学校だってあるし。」


『え?夏樹帰っちゃうの?』

体験・・・何を体験するんだろう。

ひと部屋が、ラブホ並みに広い。もちろんシャワートイレ付き。


「今日、萌と遊んでくれるのは、敦、よろしくね。」


サーフィン大好きな21の男子。
早速空いてる部屋に入った。

ガラス張りの部屋、ドアもない。

泡泡のお風呂が待っていた。


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