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第14章 てい付気に恋のこ 章61第


あの時とは違う。


嫉妬と…苛立ちから、思わず唇を塞いでしまったあの時にはなかったこの満ち足りた感情。


俺は、ゆっくりと唇を離すと、もう何度も引き寄せたくて堪らなかった桜の体を引き寄せて抱き締めた。




「……もう謝んねぇから」


「っ……バカ」



「なんでだよ」



「分かんないけど、バカっ…」



意味が分かんねぇ…


そんな事を思いながら体を離して顔を覗き込む。



すると、桜はなんで見るのっ!って顔で見てきて、俺は思わず笑みを零した。



なんつーか…




……………たまんねぇ。





そのまま俺は、いつも通り桜の頭に手を乗せて、大袈裟に撫でた。




「っ……それもやめて欲しい!」



「無理」



「なんでですか…!」



「そうやって桜が反応すんの、面白れぇから」



押し黙った桜は、みるみるうちに顔を紅くさせていく。



………やべぇな…この反応。




「照れてんのか…?」



思わずからかうと、桜は噛みながら全然!と言って顔を背けた。




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