この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
いつも隣に
第2章 春


「私、今年の春からこのアパートに住んでる、高宮皐月(タカミヤサツキ)と言います。」


「私も今年の春からこのアパートに住んでる、東城海(トウジョウウミ)と言います。部屋も隣同士みたいですね、よろしくお願いします。」



部屋が隣同士と聞くと、彼女の顔がパーッと明るくなり「よろしくねー!」と抱き付いてきた。



私よりもかなり身長が低く、私は中学・高校で一気に身長が伸び170cmもある。
この身長が私の一番のコンプレックス。



私も彼女みたいに小柄なら良かったのに。
そう無いものねだりをよく考えては我にかえる。



「じゃ、私も着替えてお化粧直して掃除しとかないとね。」



そう彼女はニッコリ笑って言った。
先程までの涙はどこへいったのだろうか。


でも、この笑顔懐かしくも見える。
すぐに抱き付いてくる所も、明るい笑顔も、彼女を見てると啓を思い出す。





「じゃ、また夜にね。」





そう言い彼女は笑顔で手を振り隣の部屋へ入っていった。

/31ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ