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いつも隣に
第2章 春


私の名前は父が決めてくれた。


海のようにどんな波にものみこまれない、大きな心をもった優しい凛とした女性になるようにと。




「海、そういえば啓くんね、海と同じ大学に行ってるらしいわよ。」


「・・・・え?」





啓が、私と同じ大学に?
あの入学式の体育館に啓も一緒にいたの?





私は携帯を落としそうになった。






「海?聞いてる?」


「…え?あぁ、うん。」


「あなた達2人に何があったかは知らないけれど、同じ大学にいるんだからちゃんと見かけたら挨拶くらいはしなさいよ。」






母には何もかも見抜かれていた。




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