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ずっと傍に……
第31章 進むべき道…
少し渋い顔のママ。
だけど、ママの心配も理解できた。
学校を卒業してから一度も働いたことがない私。
学生時代はバイトもしたことがなかったから心配なのはわかる。
だって、一番に心配なのは他でもない私自身なんだから。
「それは小林先生たちも分かってくれてるの。2学期は産休に入る先生の補助に回り、3学期から正式に教壇に立てばいいって言ってくれてるの」
「そうか…陽葵がやりたいならやってみなさい。友也の事は色々と相談しよう」
「あなた!!」
あっさりと認めてくれたパパとは正反対で、パパの言葉にママは驚きの声をあげた。
「友紀也くんを見てきたんだ。非常勤講師だろうと教師が大変なのも分かってるだろう。それにだ。最初は誰でも大変なんだ。苦労することもある。そのうち友也も陽葵の手を離れていくだろう。その時に、何かしらできることがあったほうが陽葵の為じゃないのか?」
「そうですけど…」
だけど、ママの心配も理解できた。
学校を卒業してから一度も働いたことがない私。
学生時代はバイトもしたことがなかったから心配なのはわかる。
だって、一番に心配なのは他でもない私自身なんだから。
「それは小林先生たちも分かってくれてるの。2学期は産休に入る先生の補助に回り、3学期から正式に教壇に立てばいいって言ってくれてるの」
「そうか…陽葵がやりたいならやってみなさい。友也の事は色々と相談しよう」
「あなた!!」
あっさりと認めてくれたパパとは正反対で、パパの言葉にママは驚きの声をあげた。
「友紀也くんを見てきたんだ。非常勤講師だろうと教師が大変なのも分かってるだろう。それにだ。最初は誰でも大変なんだ。苦労することもある。そのうち友也も陽葵の手を離れていくだろう。その時に、何かしらできることがあったほうが陽葵の為じゃないのか?」
「そうですけど…」