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ずっと傍に……
第31章 進むべき道…
堀内先生は、生徒を引き付けるのが上手な先生だった。
押さるところは押さえて、それでも生徒の気がそれないように授業を進める。
1時間という短い時間だったけど、尊敬できる先生だと感じた。
そして、堀内先生の授業はあっという間だった。
それだけ集中していたという事。
チャイムが鳴り終礼の挨拶をして堀内先生の所に行こうとした時、数名の生徒が寄ってきた。
「めっちゃ緊張してたね」
最初に頑張れと言ってくれた子が最初に近寄ってきた。
「声かけてくれてありがとう」
「ううん。緊張してる陽葵先生、めっちゃ可愛かったよ」
「えっ??」
「顔真っ赤にして初々しいなぁって思ったら応援したくなっちゃったんだよね。」
「そうそう!可愛かった。」
口々に可愛いと言われて喜んでいいのか微妙…
それでも、こうやって囲って話をしてくれるのは、生徒と触れ合う時間ができてうれしいと思う。
「陽葵先生って年はいくつ?」
「えっ??34歳…」
「うそっ…20代だと思ってた。」
「見えな~い」
「じゃあさ、じゃあさ、結婚はしてるの??」
「子供は??」
押さるところは押さえて、それでも生徒の気がそれないように授業を進める。
1時間という短い時間だったけど、尊敬できる先生だと感じた。
そして、堀内先生の授業はあっという間だった。
それだけ集中していたという事。
チャイムが鳴り終礼の挨拶をして堀内先生の所に行こうとした時、数名の生徒が寄ってきた。
「めっちゃ緊張してたね」
最初に頑張れと言ってくれた子が最初に近寄ってきた。
「声かけてくれてありがとう」
「ううん。緊張してる陽葵先生、めっちゃ可愛かったよ」
「えっ??」
「顔真っ赤にして初々しいなぁって思ったら応援したくなっちゃったんだよね。」
「そうそう!可愛かった。」
口々に可愛いと言われて喜んでいいのか微妙…
それでも、こうやって囲って話をしてくれるのは、生徒と触れ合う時間ができてうれしいと思う。
「陽葵先生って年はいくつ?」
「えっ??34歳…」
「うそっ…20代だと思ってた。」
「見えな~い」
「じゃあさ、じゃあさ、結婚はしてるの??」
「子供は??」