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ずっと傍に……
第31章 進むべき道…

『俺の目に狂いはなかったな。お前だったらやれると思ってたよ。何せ、桜木先生の一押しだからな』

と、緊張を心地よいと思うと話したら小林先生にそう言われた
それはどんな言葉よりうれしい誉め言葉だった。
家に帰ると、ママとパパと友也が出迎えてくれる。
そして、友也の一日の出来事を聞きながら4人で夕食を食べるのが日課になっていた。
蒼はというと、彼女の家でご飯食べるから気にするなと言ってくれてるのは気を使ってくれてるからだと分かる。
だから、その言葉に甘えて夕食の準備までお願いしている。

「じゃあ、今日はこれで帰るわね」

「うん。今日もありがとうね」

食事が終わり、後片付けまで一緒にし終えるとパパとママは帰って行った。
それを見送り、お風呂に入ってから寝るというのが、私が教師になって出来上がった習慣。
友也も私がいない生活に慣れたのか、色々な事がひとりでできるようになり、成長を感じる毎日だった。
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